兵庫・斎藤前知事らの“キックバック疑惑”めぐり市民オンブズマンらが告発状を提出 前知事「キックバックを指示したようなことはない」
斎藤前知事らの疑惑をめぐり、市民オンブズマンなどが兵庫県警に告発状を提出しました。
兵庫県の斎藤元彦前知事をめぐっては、元県民局長が知事の「パワハラ」や「おねだり」などの疑惑を記した告発文書を配布。百条委員会で調査が進む中、兵庫県議会は不信任案を可決し９月３０日付で斎藤前知事は失職しました。
元県民局長の文書の中で『信用金庫への補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせ優勝パレードの資金を補った』などと指摘されていた点について、９日、兵庫県にある市民オンブズマンの代表らが兵庫県警本部に告発状を提出しました。斎藤前知事と片山元副知事に背任の疑いがあるとしています。
（市民オンブズ西宮 折口晴夫世話人代表）「補正予算が出たとなれば、刑事事件としてやっていただきたい。何らかの成果があるのではないかと期待して、今回、刑事告発ということになった」
一方、斎藤前知事は、以前開かれた記者会見で「キックバックを指示したようなことはない」と説明しています。
