Shinichi Uchida

[東京 8日 ロイター] - J.フロント リテイリングは8日、2024年3─8月期連結営業利益(国際会計基準)が前年の2倍の393億円、純利益が2.2倍の290億円に増えたと発表した。売上収益は前年比9.3%増の2093億円だった。富裕層やインバウンド(訪日外国人)消費が引き続き業績をけん引した。

2025年2月期の通期予想は9月24日に上方修正しており、今回は修正しなかった。下期も消費の好調持続を見込むものの、先行費用や構造改革費用を追加で織り込むという。営業利益は前年比20.8%増の520億円、純利益は22.0%増の365億円を予想する。