スポニチ

写真拡大

 俳優の高良健吾(36)が4日、田原俊彦(63)の長女でタレントの田原可南子(30)と結婚することを発表した。田原の第1子妊娠も報告。来春に出産予定という。

 高良は自身の所属事務所を通じ、2人の直筆サイン入り文書をマスコミ各社に送付。「いつも味方でいてくれる可南子さんとの未来を想像しました。彼女となら、共に成長し、面白い人生にし合えると思いました」と結婚の決め手を明かした。

 俊彦にとっては初孫。関係者によると、2人から結婚と妊娠の報告を受け、とても喜んでいるという。2月の自身の誕生日イベントでは愛娘の交際について聞かれ「マジで?聞いてない」と驚きつつ「楽しんでくれればいいなと思う。立派な大人なんで。適当に仕事して恋愛も勉強して、いいお付き合いしてくれればいいかなって思ってます」とうれしそうに話していた。

 高良は田原と共通の知人の紹介で知り合い、約2年前から交際をスタート。周囲に隠すことなくオープンな交際で愛を育んできた。6月に行われたドラマの完成披露イベントでは、地元の友人と再会した時のことを回想し「みんな結婚していて、独り身なのは僕だけだった」と告白。「いつか機会があれば結婚してみたい」と憧れを口にしていた。

 主演映画「罪と悪」が2月に公開され、今後も「ルート29」「レイニーブルー」などの出演映画の公開が控えている。女優、歌手とマルチに活躍する田原は、昨年12月放送のBSテレ東「秘境黒部100年物語〜未来へ紡ぐ守り人たち〜」でナレーションに初挑戦するなど、活躍の幅を広げている。「これからは、新しい命を大切に、共に力を合わせて家族を築いていきます」と誓った2人。伴侶と新たな家族を得て、公私ともにますます充実した日々を迎えそうだ。

 ◇高良 健吾(こうら・けんご)1987年(昭62)11月12日生まれ、熊本県出身の36歳。05年、日本テレビドラマ「ごくせん 第2シリーズ」で俳優デビュー。11年の映画「軽蔑」での演技が評価され、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。熊本市の魅力を発信する「わくわく親善大使」としても活動中。

 ◇田原 可南子(たはら・かなこ)1994年(平6)2月14日生まれ、東京都出身の30歳。綾乃美花の芸名で芸能活動を始め、田原俊彦の娘であることを伏せて応募した11年の「ミスマガジン」で準グランプリを獲得。同年、ドラマ「もっと熱いぞ!猫ケ谷!!」で女優デビュー。15年から本名で活動している。

 ≪愛娘結婚で生配信に祝福メールも「なんかあった?」≫田原俊彦は4日、自身のYouTubeチャンネルで生配信イベントを行った。約1時間、愛娘の結婚に直接触れることなく、ゲストらと面白トークを展開。視聴者からは祝福のメールコメントが相次いだが「なんかあった?俺、結婚したんか?」とおとぼけ。この日10月4日は「トシ」の日とあって、生配信を企画した。

 ≪芸能人の娘が芸能人と…他には、安藤サクラ&柄本佑≫田原のように芸能人の娘が芸能人と結婚したケースでは、松本白鸚(82)の次女で女優の松たか子(47)が07年にギタリストの佐橋佳幸(63)と夫婦になった。奥田瑛二(74)と安藤和津(76)の次女で女優の安藤サクラ(38)は12年に俳優の柄本佑(37)と結婚。関根勤(71)の長女でタレントの関根麻里(39)は14年に韓国人歌手のK(40)と結婚した。