巨人の菅野智之投手

 【ニューヨーク共同】プロ野球巨人の菅野智之投手(34)が今オフ、海外フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ移籍を目指す意向だと4日、スポーツ専門局ESPN(電子版)が伝えた。菅野は2020年シーズン終了後にポスティングシステムでメジャー移籍を目指したが、契約合意しなかった。

 菅野は神奈川・東海大相模高から東海大を経て13年にドラフト1位で巨人に入団。14年にセ・リーグ最優秀選手(MVP)、17年から2年連続で沢村賞を受賞し、20年にもリーグMVPに輝いた。今年は15勝3敗、防御率1.67と復調し、リーグ優勝に貢献した。

 通算成績は276試合に登板し、136勝74敗、防御率2.43。