警視庁

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 埼玉県所沢市の住宅で起きた強盗事件で、被害品のクレジットカードを不正利用しようとした詐欺未遂容疑で逮捕された男が、警視庁の調べに「松本と大谷を名乗る人物から指示を受けた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。

 秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で指示を受けており、警視庁などは埼玉・東京で起きた連続強盗事件の指示役との関連を調べている。

 男は警視庁が3日に逮捕した住所・職業不詳の男(23)。東京・歌舞伎町の質店で1日、所沢事件の被害男性名義のカードを使い、バッグを購入しようとした疑い。

 捜査関係者によると、男はSNSの「闇バイト」に応募後、シグナルで「松本」「大谷」を名乗る人物から都内の草むらに落ちているカードを拾い、質店で20万〜30万円の買い物をするよう指示されたと説明しているという。