日本テレビ系「金曜ロードショー」では、11月1日(金)よる9時〜11時29分 『ゴジラ-1.0』(2023年)を地上波初放送!(本編ノーカット)

2023年にゴジラ70周年を記念して製作された『ゴジラ-1.0』。日本では興行収入76億円を超える大ヒット。さらに日本にとどまることなく世界中で大ヒットを記録し、第96回アカデミー賞Ⓡでは、邦画・アジア映画史上初の視覚効果賞を受賞した。第二次世界大戦の敗戦ですべてを失った日本、そこに突如として現れたゴジラに翻弄されながらも、必死に立ち向かう“人間たちのドラマ”が詰まった映画。

そんな話題の『ゴジラ-1.0』を、早くも本編ノーカットで地上波初放送。その初放送に向け、神木隆之介、浜辺美波、山崎貴監督からのコメントを紹介!

■敷島浩一役:神木隆之介 コメント

海軍航空隊で実戦も行わないまま特攻隊に入れられ、機体の故障を偽り戻ってきた男・敷島浩一を演じました。
不器用で無骨、しかしその中に人を見捨てられないという優しさを持った人間です。
典子という人と出会いモノクロだった彼の人生がじんわり彩りを取り戻していきますが、ゴジラが出現し人生は絶望へと向かっていきます。
彼が背負った、背負わざるを得なかった想いを自分なりに噛み砕き、戦争とゴジラへの絶望と典子への希望を表現できるように頑張って演じたつもりです。
山崎貴監督率いる白組の皆様が作り出すゴジラ、VFXが大きな見どころだと思います。
ゴジラが現実世界に居るんだと信じさせてくれるVFXです。
特に海でのシーンは、水の表現が圧巻で唯一無二なシーンになっていますので、ぜひ金曜ロードショーでご覧ください!

■大石典子役:浜辺美波 コメント

この度『ゴジラ-1.0』が金曜ロードショーにて放送していただけること、とても感謝しています。また、たくさんの方に観ていただける日を迎えるのが今から楽しみです。私が演じた大石典子という女性は、戦争で全てが焼けてしまった東京で、唯一の守るべきものを抱きしめて、強く必死に生きている女性です。抗って生き抜けば、その先がきっとある、そう心に願っています。戦後の日本が更なる絶望に襲われ、どう立ち向かっていくのか、テレビの前で見届けていただけると嬉しいです。『ゴジラ-1.0』で描かれるゴジラの衝撃をおうちでも是非楽しんでくださいね。

■山崎貴監督 コメント

遂に『ゴジラ-1.0』が地上波で観てもらえるという事に喜んでいます。それも今までの僕の様々な作品を放送してくださった金曜ロードショーである事も感慨深い物があります。
怪獣映画だからって食わず嫌いしていた人達にも、是非観てほしいですし、地上波での放送は気軽に観てもらえる絶好の機会ですので、このチャンスに沢山の怪獣映画ファン(特にお子さん)が新たに生まれてくれるといいなと思っています。僕も最初の怪獣映画との出会いはテレビでの放映でした。あのときの光景に似たシーンが日本中のご家庭で繰り広げられると思うと楽しみでなりません。

■山崎貴監督への質問を募集!

山崎監督がみなさんの質問にお答え!映画『ゴジラ−1.0』製作中の裏話や、監督がこだわったシーンなど、山崎監督に聞いてみたい質問を特設ページにて募集中(10月31日正午まで)。詳しくはこちら:https://app.ntv.co.jp/form/ca758793-0438-4518-9721-85f342c97c4d.html

※山崎監督の回答は「『ゴジラ』X公式アカウント(@godzilla_jp)」より投稿いたしますので、ぜひ事前にフォローをお願いいたします。

■『ゴジラ-1.0』あらすじ

第二次世界大戦末期、敷島浩一少尉は特攻に出撃するものの、大戸島に不時着する。その夜、島民に呉爾羅と呼ばれる全高15mの恐竜のような謎の巨大生物が基地を襲撃。敷島を残し、隊は壊滅してしまう。
戦争によって何もかも失い、焼け野原となった東京。空襲で両親を失ったことを知った敷島は、独りさまよっていた所、赤ん坊を抱えた女性、大石典子と出会う。なんとか仕事を探し出し、3人で共同生活をしていく中で、敷島は毎晩悪夢にうなされ、生き残ったことに帰還兵の苦しみを感じていた。
戦争を生き延びた人々が日本復興を目指す中、追い打ちをかけるかのように、巨大生物ゴジラが出現、東京に上陸する。自前の軍隊を持たない日本は、武器も弾薬もない、民間人だけでゴジラに立ち向かうしかなかった。誰かが貧乏くじを引かなくてはいけない…。戦争を生き抜いた人々はゴジラと戦うことを決意する。
「今度の戦いは、死ぬための戦いじゃない。未来を生きるための戦いなんです。」

<これは、ゴジラ映画であると同時に“人間ドラマ”でもある。>
本作は戦後、焦土と化した日本で「政府も頼れない、武器も弾薬もない状況で、いかにしてゴジラと戦うか?」という、民間人たちのゴジラ討伐に向けた挑戦が、ドラマチックに描かれる。また、戦争を引きずり、多くのものを失ってもなお、強く生きていこうとする人間たちのドラマが描かれる。

★登場人物

<敷島浩一(神木隆之介)>
「……俺の……戦争が終わってないんです」
戦争末期、特攻隊員として出撃するものの特攻できずに生還する。空襲で両親を失い、焼け野原となった東京を孤独にさまよっていた所で、大石典子と出会う。徐々に生活に色を取り戻していく中でも、自分が生き残ったことが本当に正しかったのかと苦悩する。

<大石典子(浜辺美波)>
「生き残った人間は、きちんと生きていくべきです」
焼け野原の戦後日本を単身で強く生きる女性。空襲の際に、他人から託された孤児である赤ん坊・明子を自分の手で育てることを誓う。
敷島の“自分は生きていてはいけない人間だ”という苦悩の言葉に、悔しさともどかしい気持ちを抱えながら、強く励まし支える。

<水島四郎(山田裕貴)>
「俺だってこの国守りたいんです。」
戦争経験がなく、戦争の現実を知らない青年。少々無鉄砲なところもあるお調子者。戦後の機雷除去作業を敷島らと経験する中でゴジラと遭遇する。

<橘宗作(青木崇高)>
「あの日死んだ奴らもそう思ってたよ。みんな生きて帰ってきたかった。」
元海軍航空隊整備部所属、腕利きの整備士。大戸島にて敷島と共に謎の巨大生物に遭遇する。自分が率いる小隊が一夜にして全員亡くなると言う悲劇に見舞われ、日本へ帰還する。

<野田健治(吉岡秀隆)>
「今回の……民間主導の本作戦では、ひとりの犠牲者も出さないことを誇りとしたい。」
戦時中は海軍工廠の技術士官として、兵器開発に携わっていた男。仲間たちからは“学者”と呼ばれる。機雷除去の仕事の中でゴジラと遭遇する。科学者として「海神作戦」を立案し、民間人だけでゴジラ討伐に挑む。

<太田澄子(安藤サクラ)>
「大人は何食べたって生きていけるんだからさ」
敷島宅の隣に住む、空襲で子どもたちを全員失った女性。戦後すぐは絶望の淵におり、特攻できなかった敷島に冷たく当たっていた。敷島と典子、そして赤ん坊の明子を支えていく中で、徐々に本来の優しい性格を取り戻す。

<秋津芿治(佐々木蔵之介)>
「小僧 戦争に行ってないっていうのはなぁ、とても幸せなことなんだぞ」
機雷除去の仕事を請け負う「新生丸」の艇長で、ゴジラ討伐でもリーダーシップを発揮。戦争の渦中でいろいろなことを経験してきた男。敷島や典子、そして水島のことを我が事のように思っている。

■「ゴジラVS日本テレビ 日テレ系ゴジラWEEK」様々な番組がゴジラと対決!?

10月26日(土)〜11月2日(土)「ゴジラVS日本テレビ 日テレ系ゴジラWEEK」では、金曜ロードショー『ゴジラ−1.0』だけでなく、日本テレビ系列の様々な番組がゴジラとコラボ!? ゴジラに関する様々な番組を放送!

<ゴジラVS BS日テレシネマ>

『ゴジラ−1.0』の関連映画をBS日テレで放送!

☆10月26日(土)よる7時 『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』
ファンの間では怪獣たちの名前の頭文字をとって、通称『GMK』とも呼ばれる作品。山崎監督が影響を受けていると公言する作品で、『ゴジラ−1.0』でもオマージュと考えられるシーンが登場する。

☆11月2日(土)よる7時 『ゴジラ−1.0/C』
『ゴジラ−1.0』のモノクロ映像版となる作品。山崎監督曰く、色を無くしたことで新たに迫ってくるような現実感が出てきて、ドキュメンタリーのような凄まじく恐ろしいゴジラが現れるとのこと。

<ゴジラVS 山崎貴監督ドキュメンタリー>

☆10月31日(木)深夜25時29分 ※関東ローカルにて放送
『映画監督 山崎貴の世界〜少年は夢を追い続ける〜』(以前放送されたもの)

第96回アカデミー賞Ⓡのアジア初となる視覚効果賞を受賞した映画監督・山崎貴。映画に夢中だった少年時代からその足跡を追いながら、『ゴジラ−1.0』のVFX製作現場にも密着。山崎監督の素顔に迫るドキュメンタリー。これを見れば『ゴジラ−1.0』をより楽しめる! 

そのほか、今後、コラボ番組情報など続々発表!詳しくは、「ゴジラVS日本テレビ 日テレ系ゴジラWEEK」公式サイト(https://www.ntv.co.jp/godzilla-week/)にて。

■作品情報

『ゴジラ-1.0』(2023)※地上波初放送・本編ノーカット
◆監督・脚本・VFX:山崎貴
◆出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介

「金曜ロードショー」ホームページ:https://kinro.ntv.co.jp