【阪神】今季限りで勇退の岡田監督が無言でハマスタ入り 阪神監督歴代１位の５５１勝
今季限りでの勇退が３日に判明した阪神・岡田彰布監督（６６）が、レギュラーシーズン最終戦となるＤｅＮＡ戦のため、横浜スタジアムに到着。報道陣には目もくれず、沈黙を押し通したまま球場内へ姿を消した。
岡田監督は第２次政権発足１年目となる２０２３年シーズンに１８年ぶりとなるリーグ制覇及び、３８年ぶりとなる日本一を達成。２年契約最終年となる今季は春先から続いた打撃不振が響き惜しくも連覇こそ逃したものの、９月に入って以降は投打の歯車が噛み合い、シーズン最終盤まで巨人とギリギリの優勝争いを演じた。
阪神の監督としては歴代１位となる５５１勝（３日試合前時点）を記録。円熟したタクトに加え、深みのある野球哲学、ユニークなキャラクターも虎党たちから熱狂的に支持された。今後も何らかのポストで球団に関わることが有力視されている。
後任候補としては「火の玉守護神」として一時代を築いた藤川球児球団本部付スペシャルアシスタント（４４）の名が挙がっているが、「来季新内閣の組閣など、ポストシーズンと並行してチームは慌ただしい日々を送ることになるだろう」と球団関係者は語った。
