仮想ドラフトの抽選箱に手を入れる(左から)古田氏、谷繁氏、赤星氏、福留氏、松田氏

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 元阪神の赤星憲広氏(48)と福留孝介氏(47)が1日、大阪市内でスカイAの特番「第5回プロ野球仮想ドラフト会議」(12日放送)の収録に参加し、両者とも阪神のポストシーズン突破のキーマンに高橋を指名した。

 12日から始まる短期決戦。日本シリーズに進むためにも目の前の一戦が重要だ。赤星氏は「高橋遥人投手をどういう使い方をするのかというのがすごくポイントになる」と復帰後、4勝1敗と奮闘した左腕に注目した。

 短期決戦では、好投手をどれだけ投げさせられるかがカギになる。「(高橋は)間を空けないと投げられないと思う。ファーストステージで頭と2番手で才木と2人でいくのかなと思うんですけど。ファイナルに勝ち上がった場合にどの辺で投げられるか。使い方を岡田監督どう考えられているかが、ポイントかな」と分析した。

 福留氏も左腕の名前を挙げる。「(キーマンは)高橋ですね。打つことに関していえば、甲子園の地の利があるので。勢いつけばいけるかなという気はする。点は1点でも取れれば十分勝つチャンスは出てくるので。本当にピッチャーかなと」と、勝ち抜くためにはディフェンス面が重要と説いた。