ヴァンフォーレ甲府のFW三平和司が28日、ホームでのJ2第33節・モンテディオ山形戦で記録達成を祝福された。

 36歳FWは15日に敵地で開催された第31節・横浜FC戦でJリーグ通算400試合出場を達成。キックオフ前のセレモニーで家族から花束を受け取った後に記念撮影を行うと、続いて大分トリニータ時代のチームメイトであるFW後藤優介が山形ベンチから登場し、肩を組んでツーショットを撮った。

 相手選手と記念撮影を行うという記録達成セレモニーでは珍しいワンシーン。甲府と山形でプレーした経験があり、この日のDAZN中継で解説を務めた小椋祥平氏は「なかなか試合前に見る光景ではないので、彼のキャラクターだから許されているというところもあるのかなと思います(笑)」とコメントした。

 三平と後藤には大分時代にこんなエピソードもある。三平は2017年9月7日に、後藤は同9日に結婚し、クラブが同10日のリリースで「#後藤優介 選手と #三平和司 選手が入籍しましたので、お知らせいたします」と発表。この2人が結婚したと思ったと、当時ファンをざわつかせた。