伊勢原市役所(資料写真)

 神奈川県伊勢原市は25日、不適切な事務処理をしたとして、都市政策課の主事(24)を停職1カ月の懲戒処分にした。

 市職員課によると、主事は5月から7月にかけて、コピー機のリース料や消耗品費の支払いの際、上司の決裁が必要な書類17件について、自身が購入した上司2人分の印鑑を無断で押印したとしている。

 決裁書類が回ってこないことを不審に思った上司が調べたところ、別の印鑑が押印されていたことに気付いた。主事は「手続きが遅れており、上司に決裁を申し出にくかった」と説明しているという。