再度逮捕された羽賀研二。梅宮アンナへのエールも送っていた(右はHPより)

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 タレントの羽賀研二(63)が、5年ぶり3度目の逮捕だ。2007年に詐欺・恐喝未遂、2019年に強制執行妨害で起訴されて、沖縄刑務所に2度収監された過去がある羽賀容疑者。9月25日、強制執行妨害などの容疑で逮捕された。

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「羽賀容疑者とともに、山口組系弘道会傘下の暴力団稲葉地一家の総長・松山猛容疑者ら計7人が逮捕されています。羽賀容疑者らは、差し押さえを逃れようと虚偽の登記をした疑いが持たれています」(全国紙社会部記者)

 羽賀容疑者は若い頃から“お騒がせ”な存在だった。モデルでタレントの梅宮アンナ(52)との交際が判明した際は、巨額の借金を抱えていることも明らかに。アンナの父親である梅宮辰夫(享年81)は、羽賀のことを“稀代のワル”と呼び、娘との交際に猛反対した。

 それでも羽賀とアンナは交際を続けて、そろってヌードを披露した“ペアヌード”写真集を出版するほどのアツアツぶりだったが、1999年に破局。羽賀はその後、2006年に一般女性と結婚し、2女に恵まれたものの、裁判期間中の2016年に離婚した。

 近年の羽賀容疑者は、地元沖縄で気ままな生活を過ごしていた。今年8月に配信された「NEWSポストセブン」の記事でインタビューに応じ、芸能活動への意欲を示すとともに、実業家として充実した日々を過ごしていることについて以下のように語っていた。

〈最近では、仲間と2人で会社を起ち上げました。沖縄のデパート14〜15店の催事に従業員を派遣して和・洋菓子や洋服を販売したり、キムチを卸したりする事業をしています。従業員は10〜15人ほど。あとは逮捕前に成功していたジュエリー販売のお仕事も、2年ほど前に再開して月に1〜2回地方へ行っています。デザインは今はやっていませんが〉

闘病中の元カノ・梅宮アンナへの熱いメッセージ

 破局から25年経ち、それぞれ別の道を歩んでいても、羽賀容疑者にとってアンナは気にかかる存在だったようだ。アンナは8月中旬、乳がんステージ3Aで闘病中であることを公表した。それを受けて、羽賀は8月14日にInstagramを更新。〈色々ありお互いの道を選択してもう二十数年。こんな書き込みをすると! 余計な事を言う人達がいるけど! 無視はできない!〉として、〈闘いは苦しいけど! 必ず勝ちます!〉とエールを送った。

 さらに翌15日にも〈連日の報道!女性としてはとてもつらい大きな決断!悩み!苦しみ!希望を失った!多くの人達の指標として大きな一歩を踏み出した〉とアンナの闘病生活に言及し、16日には〈楽しかったこと! 苦しかったこと! いろいろなことを思い出す。話したくて! 何か手伝いたくて。負けないで! 必ず勝てます!〉と彼女をサポートする意思を示すようなメッセージもあった。

 スポーツ紙記者が語る。

「9月25日に公開された『スポニチ』のインタビューで、アンナさんは、『別に、また会いたいとも思わない』としつつ、『なんか初めてまともだなと思いました』や『もし彼が病気になったと聞かされたら、私も同じように答えると思います』と語り、それなりに感謝は感じている様子でした」

 ただ、羽賀容疑者からのエールはこれで終わらなかった。逮捕直前の9月24日、羽賀容疑者は1本の動画をInstagramにアップした。ジョギングする彼の姿に、〈誰も伝えていないなら、僕が伝えるよ。貴女を誇りに想う。今起きてる全てのことを乗り越えようとしてる。貴女をとても尊敬してる〉というテロップと、アンナの動画を重ねて編集したものだ。

「それまでの羽賀さんはエールを送るにしても、アンナさんの名前をはっきり出していませんでしたが、最新の動画では、アンナさんのSNSから拝借したらしき近影を使っています。

 ネット上では、25年前に別れた元恋人に大っぴらにメッセージを送ることに対して、〈静かに見守ったほうがいい〉や〈関わらないで〉といった厳しい声もあります。批判ではなくとも、〈もう一度一緒になってほしい〉と言い出すファンまで出てきて、アンナさんは内心、対応に少し困っている部分もあったのではないでしょうか。

 そんなタイミングでの逮捕です。ただでさえ大変な闘病生活の中で、余計な心労を抱えることになっていないといいのですが……」

 連日のエールは、羽賀容疑者なりの“誠意”だったのだろうか。