ヴァランが電撃引退検討か…新天地コモ加入も即負傷で先月には契約解除報道も

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元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)が現役引退を真剣に検討しているようだ。フランス『Le Parisien』が報じている。

レアル・マドリーでラ・リーガやチャンピオンズリーグ(CL)など獲得可能なほぼすべてのタイトルを獲得し、フランス代表ではロシア・ワールドカップ優勝にも貢献してきた世界屈指のセンターバックであるヴァラン。

3年間を過ごしたマンチェスター・ユナイテッドを昨シーズン限りで退団し、その去就に注目が集まったなか、今年7月末にセスク・ファブレガス監督のラブコールに応じてセリエA昇格のコモに延長オプション付きの2年契約で加入した。

しかし、デビュー戦となったコッパ・イタリアの立ち上がりで負傷してしまい、以降は出場がない状況。ケガがちな体質がいきなり出てしまったなか、コモのセリエA登録メンバーから外れていることが明らかになっていた。

先月にはクラブとの契約解除を検討しているとの報道が出ていたが、ヴァランは新天地を探すことなく、このままスパイクを脱ぐことを真剣に検討しているようだ。

多くのフットボールファンはまだまだ世界屈指のセンターバックのプレーを見続けたい気持ちが強いが、近年は度重なる負傷に悩まされて自身の本来のパフォーマンスを見せられないヴァラン自身の歯がゆさも理解できるだけに、31歳の決断を真摯に受け入れたいところだ。

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