きょう23日に最終回を迎えるフジテレビ系ドラマ『海のはじまり』(毎週月曜21:00〜)の予告動画のタイトルコールを、三浦透子が担当していることが明らかになった。

三浦透子

累計フォロワー数が100万を超えるドラマ公式SNS(X、Instagram、TikTok)で配信されている予告動画。このタイトルコールで、柔らかく、ぬくもりを感じさせる声で“体温”を与えていたのが三浦だった。

起用にあたって、村瀬健プロデューサーは「このドラマを作るにあたり、どんな声でこのタイトルを読んでもらったらこの作品の世界観に合うかを考えていたとき、僕の頭に最初に浮かんだのが三浦さんの声でした。このドラマの世界を声で表現するとしたら三浦さんの声なんじゃないかな、と直感的に思ったのです」とコメントを寄せている。

○■村瀬健プロデューサー コメント全文

「この世には、ごく稀(まれ)に“言ってみるもんだな”ということがあります。その最たるものを体験してしまいました。まさか、三浦透子さんにドラマのタイトルコールをして頂けるなんて思ってもいませんでした。このドラマを作るにあたり、どんな声でこのタイトルを読んでもらったらこの作品の世界観に合うかを考えていたとき、僕の頭に最初に浮かんだのが三浦さんの声でした。僕は、三浦さんのお芝居ももちろん大好きなのですが、同じくらい歌い手さんとしての三浦さんも大好きで、三浦さんの音楽をよく聴かせて頂いていました。優しくて、柔らかくて、あったかくて。しかも、遠い場所ではなく、なんというか、いま自分がいるその場所で歌ってくれているような、そんな気持ちになる三浦さんの歌声が大好きで。このドラマの世界を声で表現するとしたら三浦さんの声なんじゃないかな、と直感的に思ったのです。でも、これまでにご一緒したこと、どころか、一度もお会いしたこともありません。こんなオファーを受けて頂けるわけがないと思ったのですが、まさかの快諾を頂けて、驚くやらうれしいやらで、“あぁ言ってみるもんだな”と思ったのでした。実は、初回のPRスポットからずっと三浦さんのタイトルコールを使わせて頂いておりました。“誰の声なんだろう?”と思っていた方も多いのではないでしょうか。おそらく、皆さんがこのドラマから感じてきて下さった、このドラマの世界を構成する成分の中には、意識しないまま聴いていた三浦さんの声によるところも少なくなかったのではないかと思います。今、SNSやウェブ上で流れている最終話予告では、いつものタイトルコールだけでなく、“最終話”という言葉も言って頂いています。三浦さんの声に導かれる最終話がどこに辿り着くのか、今夜9時からの放送をぜひ見届けていただければと思います」

【編集部MEMO】

主演の目黒蓮は、クランクアップにあたって、「振り返ってみれば、平坦な道ではなかったなと思います。スタッフの皆さんもきっと、体力的、メンタル的にも闘いながら、毎日現場に来て下さっていたと思います。どんなにキツくても、絶対にこだわることをやめない皆さんがいてくださったからこそ、この作品のクオリティーを生み出せているんだなと心から感謝していますし、僕自身もこだわることをやめずにここまでやってこられたと思っています。作品の中では、僕が海ちゃんのお父さん役でしたけど、現場では皆さんが(泉谷)星奈ちゃんを毎日気に掛け、皆さんでお父さん役、お母さん役をやっていたのかなと思いますし、そんな現場が大好きでした。心から感謝しています。本当にありがとうございました」と挨拶した。