【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 2021-22冬:ヨーロッパへ移籍した10人
Qolyアンバサダーのコラムニスト、中坊によるレポートをお届けします。
毎年、大量に起きるヨーロッパへの海外移籍。
あまりに多くて把握しきれない人が大半であることから、今回、3年前の2021-22年冬時点における、当時の年齢・移籍金も含めて海外移籍を改めてまとめてお伝えする。なお、移籍金については当時のレートで記載している(金額はいずれも推定)。
また、同時にヨーロッパからJリーグに移籍する逆輸入も多くあるため、そちらも同時に別記事にてまとめていく。
(前回)2021夏:ヨーロッパへ移籍した9名
https://qoly.jp/2024/09/20/t87v3u7s-704589f4-gib-1
2021-22冬(12月〜2月)ヨーロッパ海外移籍10名
前田直輝(27歳)
#前田直輝 選手が、オランダ一部リーグ「エールディヴィジ」 #FCユトレヒト へ、2022/6/30まで期限付き移籍することとなりました🇳🇱
▶️https://t.co/o07Wj8TFG4
来季途中まで共に闘えず寂しいですが…そのドリブルで、そのゴールで、オランダ中を“熱く”させろ🔥直輝⚽️#grampus pic.twitter.com/cKsp4IlYyW
— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) December 13, 2021
2021冬:海外移籍1人目
名古屋グランパス(J1)→ユトレヒト(オランダ)
レンタル移籍
移籍発表:2021年12月23日(※2024年追記:レンタル復帰後、浦和へ移籍)
渡辺剛(24歳)
🔵選手情報🔴#渡辺剛 選手が、KVコルトレイク(ベルギー)へ完全移籍することが決定しました。
渡辺選手のコメントはコチラ▶️ https://t.co/kXJg2ATGWD
ベルギーの地でも高く高く跳んでください。
頑張れ、剛!!!!!!!!!!#fctokyo #tokyo pic.twitter.com/VUvnx9A5AK
— FC東京【公式】 #東京が熱狂 (@fctokyoofficial) December 28, 2021
2021-2022冬:海外移籍2人目
FC東京(J1)→コルトレイク(ベルギー)
移籍金なし
2021年12月28日
前田大然(24歳)
#前田大然 選手がセルティックFCへ期限付き移籍(買い取りオプション付き)することが決定しました。
💬「皆さんにいい報告ができるよう自分らしくがむしゃらに食らいついてきます!」フルコメントは▶︎ https://t.co/Iv4PEvKtC9#fmarinos #がんばれダイゼンマン pic.twitter.com/bUL1XXDuEe
— 横浜F・マリノス【公式𝕏】 (@prompt_fmarinos) December 31, 2021
2021-2022冬:海外移籍3人目
横浜F・マリノス(J1)→セルティック(スコットランド)
移籍金:レンタル(半年後、完全移籍:2億6,000万円)
移籍発表:2021年12月31日
井手口陽介(25歳)
井手口 陽介選手 セルティックFC(スコットランド)へ完全移籍のお知らせ #ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA https://t.co/MauFUO7fFQ
— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) December 31, 2021
2021-2022冬:海外移籍4人目
ガンバ大阪(J1)→セルティック(スコットランド)
移籍金:1億3,000万円
移籍発表:2021年12月31日
旗手怜央(24歳)
旗手怜央選手のセルティックFC(スコットランド)への完全移籍が決定しました。https://t.co/GzBCeuijCU
レオ、持っているもの全部出してきてください。
私達は笑顔で自信を持って送り出します! #frontale #旗手怜央 #CelticFC pic.twitter.com/6YXb7PXQ8u
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) December 31, 2021
2021-2022冬:海外移籍5人目
川崎フロンターレ(J1)→セルティック(スコットランド)
移籍金:1億5,000万円
移籍発表:2021年12月31日
町田浩樹(24歳)
【お知らせ】#antlers #kashima #町田浩樹
町田浩樹選手のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)期限付き移籍について、クラブ間の基本合意に達しました。
「アントラーズで培ったすべてを胸に、夢を追いかけていきます」
がんばれ、マチ!@UnionStGilloisehttps://t.co/mx3UbNIStV pic.twitter.com/3Cavre61TT
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) January 4, 2022
2021-2022冬:海外移籍6人目
鹿島アントラーズ(J1)→ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)
移籍金:レンタル(半年後、完全移籍:1億4,000万円)
移籍発表:2022年1月4日
坂元達裕(25歳)
#坂元達裕 選手 #KVオーステンデ 🇧🇪に期限付き移籍合意
🗣「常に挑戦するという自分のテーマの中で、どこかで安定を求めている自分に気付き、今回新しい地でチャレンジする事を決めました」
ベルギーでも華麗な切り返し、期待しています🌸
タツ、頑張れ👏✨#セレッソ大阪https://t.co/rUpDENkPln pic.twitter.com/T7c9UxyWlN
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) January 5, 2022
2021-2022冬:海外移籍7人目
セレッソ大阪(J1)→オーステンデ(ベルギー)
移籍金:レンタル(半年後、完全移籍:1億6,000万円)
移籍発表:2022年1月5日
瀬古歩夢(21歳)
#瀬古歩夢 選手 #グラスホッパー 🇨🇭に完全移籍合意
🗣「とても悩んだのですが海外移籍は小さい時からの夢だったので決断しました」
スイスでも体を張ったプレー、期待しています🌸アユム、頑張れ👏✨
※購入済みユニフォームについては後ほどお知らせします#セレッソ大阪https://t.co/psaoBuM0qz pic.twitter.com/BFlpxyzGvL
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) January 18, 2022
2021-2022冬:海外移籍8人目
セレッソ大阪(J1)→グラスホッパー(スイス)
移籍金:数億円
移籍発表:2022年1月18日
田川亨介(22歳)
🔵選手情報🔴#田川亨介 選手がSanta Clara Açores Futebol SAD(ポルトガル)へ期限付き移籍することが決定しました。
田川選手のコメント▶ https://t.co/tkl5L1GUWW
期限付き移籍期間は、2023年6月30日までとなります。
そのスピードと左足で世界を驚かせろ!!
頑張れ、亨介!!🔵🔴#fctokyo #tokyo pic.twitter.com/vGOlLlw8Hr
— FC東京【公式】 #東京が熱狂 (@fctokyoofficial) January 18, 2022
2021-2022冬:海外移籍9人目
FC東京(J1)→サンタ・クララ(ポルトガル)
移籍金:レンタル
移籍発表:2022年1月18日(※2024年追記:ハーツへ移籍後、鹿島へ移籍)
勝島新之助(18歳)
【#移籍情報】
京都サンガF.C.U-18所属、#勝島新之助 選手の2022シーズン新加入が決定しました✨
なお、勝島選手はジローナFC(スペイン2部)へ期限付き移籍することが決定しており、契約期間は2023年6月30日までとなります。
詳細はこちら▶️https://t.co/lyyc2UEMVJ#徳島ヴォルティス#vortis pic.twitter.com/Llq9euxwg8
— 徳島ヴォルティス 公式 (@vortis_pr) February 3, 2022
2021-2022冬:海外移籍10人目
徳島ヴォルティス(J2)→ジローナ(スペイン)
移籍金:レンタル(一年半後、完全移籍)
移籍発表:2022年2月3日
2021-2022年冬の海外移籍一覧(10人)
前田直輝(27) 名古屋→ユトレヒト
渡辺剛(24) FC東京→コルトレイク
前田大然(24) 横浜FM→セルティック
井手口陽介(25) G大阪→セルティック
旗手怜央(24) 川崎→セルティック
町田浩樹(24) 鹿島→ユニオン・サン=ジロワーズ
坂元達裕(25) C大阪→オーステンデ
瀬古歩夢(21) C大阪→グラスホッパー
田川亨介(22) FC東京→サンタ・クララ
勝島新之助(18) 徳島→ジローナ
2021-2022年冬の海外移籍はやはりセルティック組だろう。元・横浜F・マリノス監督のアンジェ・ポステコグルーがセルティックの監督に就任。そして一足先に神戸から移籍した古橋亨梧の大活躍もあり、一気に前田、井手口、旗手の3人がセルティックへ移籍。
その後古橋はシーズンMVP、得点王という大活躍。前田、旗手も主力としてUEFA CLに出場を重ねている(残念ながら井手口、小林友希、岩田智輝の三名はポジションを掴めず移籍)。
シント=トロイデンで日本人選手がスタメンの過半数を占めることは珍しくないが、それ以外の名門・セルティックにおいても日本人選手の実力が評価され、躍動に繋がった転換期がこの2021-2022年冬の移籍である。
ライター名:中坊
紹介文:1993年からサッカーのスタジアム観戦を積み重ね、2023年終了時点で962試合観戦。特定のクラブのサポーターではなく、関東圏内中心でのべつまくなしに見たい試合へ足を運んで観戦するスタイル。日本国外の南米・ヨーロッパ・アジアへの現地観戦も行っている(本記事は一週間後、中坊コラムに転載します)。
Note:「中坊コラム」@tyuu_bouhttps://note.com/tyuu_bou
Twitter:@tyuu__bouhttps://twitter.com/tyuu__bou