圧巻47号で達成! チュ・シンスの“アジア記録”に並んだ大谷翔平に韓国紙も愕然「漫画から出てきた選手と表現するしかない」

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弾丸ライナーで47号アーチを放った大谷。(C)Getty Images

 圧巻の一振りで“大記録”に並んだ。

 現地時間9月12日、本拠地でのカブス戦で大谷翔平(ドジャース)は「1番・指名打者」で先発出場。2点のビハインドを追っていた初回の第1打席で右中間席へ自己最多を更新する47号ソロを放った。

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 まさに好球必打の打撃だった。先頭打者として打席に入った大谷は、カウント1-2で相手左腕ジョーダン・ウィックがど真ん中へのスライダーを強振。速度118.1マイル(約190.1キロ)で飛んで行った打球は、瞬く間に右中間スタンドに着弾した。

 初回4発5得点の呼び水ともなった大谷の一発。この会心の一打で大谷は、MLB通算218本塁打に到達。レンジャーズなどでプレーしたチュ・シンスが保持していたアジア出身選手最多記録にも並んだ。

 アジアのレジェンドがキャリア16年で打ち立てた記録に、わずか6年で並んだ大谷。彼の止まらぬ快進撃は、韓国メディアでもさっそくクローズアップされている。スポーツメディア『OSEN』は「50-50(シーズン50本塁打・50盗塁)まで行くぞ! 大谷は初回からシーズン47号ホームラン爆発させ、チュ・シンスに並んだ」と賛辞を寄せた。

 また、日刊紙『東亜スポーツ』も「本当に漫画の中から突き破って出てきた選手という表現をするしかない」と愕然。「この試合前まで51本塁打、52盗塁というペースを記録していた大谷は、メジャー史上初の50-50達成の可能性を事実上100%としている。本当にどうかしている」とアジア記録、さらには前人未到の偉業に迫る偉才を絶賛した。

 なお、2回の第2打席に四球で出塁し、すかさずシーズン48個目の盗塁を成功させた大谷は、3回の第3打席には中前に2点適時打をマーク。韓国メディアも脱帽した勢いは増すばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]