「ほほえましいひととき」13勝目を手にした今永昇太、大谷翔平との対決で“リスペクト”感じる瞬間 米メディアも反応

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今永と大谷は帽子のつばを触れて挨拶を交わした(C)Getty Images

 カブスの今永昇太が現地時間9月10日(日本時間11日)、敵地ドジャースタジアムでのドジャース戦に先発登板。7回7安打3失点で今季13勝目を挙げた。

【動画】大谷翔平vs今永昇太「対決前のほほえましいひととき」とは?

 今永は初回、先頭の大谷翔平を初球で遊飛に打ち取ると、ムーキー・ベッツを中飛、フレディ・フリーマンを左飛に仕留めて三者凡退に切って取った。

 味方が1点を先制してくれた直後の2回は、トミー・エドマンにソロを浴びて1‐1の同点とされたが、後続を打ち取り、3回は無死一・二塁のピンチで大谷を迎えると一塁ゴロで併殺打に切って取り、続く打者も抑えて無失点で切り抜けた。

 4回にはエドマンにこの日2本目のアーチを浴びてしまい、5回もマックス・マンシーに一発を献上して3失点。大谷との3回目の対戦は右翼へあわや本塁打かという大飛球を打たれたが右飛に打ち取った。

 6回は三者凡退で終え、7回は先頭を遊撃手の失策で出塁させたが、けん制でアウトにした。その後安打を許したものの無失点。8回に鈴木誠也の適時打などで打線が一挙5得点で6‐3と逆転に成功し、勝ち投手の権利を得た。

 日本人対決が注目された一戦。米メディア『Jomboy Media』のXでは、大谷が打席に立った際に今永と2人で帽子のつばを触れて挨拶を交わすシーンの映像が添えられており「ショウヘイ・オオタニとショウタ・イマナガ、対決前のほほえましいひととき」と投稿していた。相手を敬う姿勢から始まった2人の対決は、今永が大谷を3打席凡退に抑え込んだ。

 前人未到の「50‐50」への期待のかかる大谷だったが、この日はフェンス際まで運ぶいい当たりもあったが、スタンドインとはならず「46‐47」のままに終わった。大記録へ向けて、残り17試合での達成なるか注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]