「日本が力を見せつけた」大量5ゴールの森保ジャパンにバーレーン地元紙も脱帽 アウェー豪州戦での「歴史的な勝利」の勢い続かず
三笘のスピードをバーレーンは止めることができなかった(C)Getty Images
アウェーでもゴールラッシュで大勝を飾った。
森保一監督率いる日本代表は現地時間9月10日(日本時間11日)、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選、敵地でのバーレーン代表戦に臨み、5-0で勝利を収めた。5日前に行われた中国戦に続いての連勝により日本は2試合を終え、勝ち点を6に伸ばしている。
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序盤から決定機を作るも得点を奪えなかった日本だったが、34分に相手のPA内でのハンドから得たPKを上田綺世が確実に決め先制すると、後半からまたも怒涛の攻めを繰り広げた。
47分、敵陣でボールをつなぎ流れの中から再び上田がネットを揺らし2点目。さらに61分、64分と立て続けに守田英正が絶妙なゴール前への飛び出しをみせ、連続得点を記録。日本は試合中盤でリードを4点に広げると極めつけは81分、相手ゴールキーパーがはじいたボールを途中出場の小川航基が頭で押し込み、ダメ押しとなる5点目を決めた。
ともに初戦を勝利しているチーム同士のゲームは、5得点を上げた日本がバーレーンを圧倒する結果に。ホームで黒星を喫したバーレーンの地元紙『Gulf Daily News』も自国代表の試合内容を報じており、「完敗」を認めている。
同メディアは、「歴史的な1-0のアウェー勝利をオーストラリアに対して収めたばかりのバーレーンにとっては、失望の結果となった。バーレーンはこの試合に高い期待を持って臨み、スタジアムに集まった地元ファンの大きな後押しを受けていた」と振り返っており、「しかし、アジアのトップランキングの日本はその実力をみせつけ、後半に4ゴールを挙げて完勝した」とアウェーチームの戦いぶり評した。
バーレーンはこの日、シュートわずか3本、序盤で浮き球をアルアスワドがヘディングシュートを試みるも、鈴木彩艶に弾き出された。これが唯一の枠内シュートとなったことで同メディアは、「結局、バーレーンにとってはこれが最大の得点チャンスだった」と説いている。
また、日本の先制点となる上田のPKの直前、“妨害行為”があったことにも触れており、「長いVARチェックが行われた後、アヤセ・ウエダがPKを蹴り、スタンドから顔面にレーザーを向けられながらも右足でゴール左下隅にシュートを決めた」と綴っている。
敵地でも、チームとしての総合力の高さをみせつけた日本代表。今予選2試合を終えグループC首位、そして得失点差をはやくも二桁に乗せるという、最高の形でのスタートを切った。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]