帰ってきた山本由伸!メジャー復帰登板で“堂々”8奪三振 4回59球1失点で降板 鈴木誠也から2三振を奪う

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山本由伸が約3か月ぶりの復帰登板を果たした(C)Getty Images

 ドジャースの山本由伸が現地時間9月10日(日本時間11日)、本拠地でのカブス戦に先発登板。右肩鍵盤損傷から約3か月ぶりの復帰登板を果たし、カブスの今永昇太と投げ合った。4回59球を投げて1失点でマウンドを降りた。
 
 初回は先頭のイアン・ハップをいきなり空振り三振に仕留めると、続くダンスビー・スワンソンも空振り三振。さらに鈴木誠也には対しては外角へ157キロのストレートで見逃し三振に切って取り、三者三振という上々の立ち上がりを見せた。

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 さらに2回、4番のコディ・ベリンジャーも空振り三振で4者連続三振。続く5番のアイザック・パレデスには左前打で初安打を浴びると、6番のマイケル・ブッシュは空振り三振。7番のニコ・ホーナーにも安打で二死一・二塁とされると、ピーター・クロー・アームストロングには、一塁手のフレディ・フリーマンを強襲する内野安打で1点を先制された。

 3回に入ると、鈴木誠也を空振り三振に切って取るなど、また三者三振で切って取ってこの回まで8奪三振を記録した。4回は安打を許したが、併殺打に打ち取って無失点。山本はベンチに戻ると笑顔を見せ、指揮官やチームメイトとハイタッチを交わした。59球を投げてこの回で降板している。

 ドジャース専門メディア『Dodger Blue』は記事の中で、「ヤマモトにとっては長い道のりだったため、復帰後も制限が課されることになる。デーブ・ロバーツ監督は、ヤマモトは順調にいけば4イニングまで投げられる可能性を示唆したが、60球という球数制限の中で、それ以下の投球回数に終わっても不思議ではない」と伝えていたが、堂々4回を投げ切った。

 山本は6月15日のロイヤルズ戦以来の登板で、今季は14試合で6勝2敗、防御率2.92の成績だった。復帰のマウンドで持ち味を発揮して8奪三振。大きな手ごたえを得られる投球だった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]