サンマリノ代表でプレイするセンソリ photo/Getty Images

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5日、UEFAネーションズリーグのリーグD・グループ1第1節でリヒテンシュタイン代表と対戦したサンマリノ代表は、1-0で勝利を収めた。

これがFIFAランク210位のサンマリノにとっては、公式戦初勝利だった。サンマリノの歴史が変わった日であり、勝利後には選手たちも大喜びだった。

そんな初勝利をもたらしたのは、19歳のFWニッコ・センソリだった。代表デビューしたのは今年に入ってからのことで、まだA代表で4試合しかプレイしていない。まさに新世代がもたらした公式戦初勝利で、伊『Gazzetta dello Sport』にてセンソリもドキドキが止まらなかったと振り返っている。

「試合の次の日はなかなか眠れなくて、何が起こったのか今でも理解できなかったよ。夢を見ているような気分だとしか言えない。思い出すたびに鳥肌が立つよ。最後の15分はベンチで見ていたけど、本当に耐えられなかったね。ピッチにいる時よりも汗が出てきた。予想していなかった7分ものアディショナルタイムがあって、あの時間は恐怖だったよ」

この1勝は永遠と語られることだろう。センソリはユヴェントスでプレイするのが夢と語っていて、いつの日かサンマリノからスーパースターが出てくるかもしれない。この1勝がサンマリノの人々に与えた影響は大きいはずだ。