三笘薫が433日ぶりのゴールを決めた【写真:ロイター】

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W杯アジア最終予選の初戦で中国と対戦

 森保一監督率いる日本代表は9月5日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦・中国戦に臨み、7-0で快勝。

 W杯最終予選で白星スタートを切った。7か月ぶりに代表復帰した三笘薫(ブライトン)は前半終盤にチーム2点目を決め、日本代表では433日ぶりの得点に。試合後には「ほっとしている」と振り返った。

 日本は久保建英、三笘、遠藤航ら欧州組の主力をスタメンに揃えて最終予選の初戦を迎えた。8大会連続でのW杯出場へ大事な一戦で前半12分、久保のコーナーキックを遠藤が頭で合わせて幸先良く先制した。

 その後も主導権を握り続けたなかで同アディショナルタイムには、右サイドから堂安律がファーサイドへ送ったクロスを三笘が頭で流し込みリードを2点に。後半早々の7分には南野拓実が個人技でエリア内を打開し3点目を奪うと、再び南野が加点し、リードを4点に広げた。

 さらに7か月ぶりに代表復帰の伊東純也が後半投入されると同32分にパスを受けた伊東が左足を一閃。相手に当たり方向が変わるとボールはゴールに吸い込まれた。さらに伊東は同42分に前田大然のゴールをクロスからアシスト。試合終了間際には久保にもゴールが生まれ、7-0で快勝を収めた。

 7か月ぶりに代表復帰した三笘は、2023年6月20日に行われたペルー代表との国際親善試合以来、1年2か月ぶり(433日ぶり)に得点。試合後のフラッシュインタビューでは「相当、(ゴールを)取れていなかったのでほっとしている。本当にホームの声援が後押しになった。おかげで良い試合ができたと思う」と安堵し「アウェーのバーレーンは本当に厳しい試合になると思うけど、今日のような試合ができればと思う」と次戦を見据えた。(FOOTBALL ZONE編集部)