セブンイレブンの「お店で揚げたドーナツ」は温めるとポテンシャルを最大限に引き出せる
セブン-イレブンは2024年9月3日から「お店で揚げたドーナツ」を埼玉県・千葉県・東京都の店舗で発売開始した。ドーナツは「メープル」(140円)「カスタード」(149円)「チョコ」(160円)の3種(価格は税込)。
セブン-イレブンでは2014年に一度ドーナツを販売したものの、2017年に撤退。それから7年の時を経て、再び揚げたてドーナツを店頭売りするというチャレンジが始まったのだ。コンビニで揚げたてが買えるというのはかなりのアドバンテージではなかろうか。というわけで、朝9時台に駆け込んで3種のドーナツを買ってきた。
この時、レジの店員さんに「ドーナツ温めますか?」と聞かれた。店頭で揚げてはいるけれど、冷めているからなのだろう。いったん温めてもらわずに持ち帰ることにした。
これとは別にシュガーを3本つけてくれた。これを袋の中のドーナツにふりかけて食べるということだそう。
まずは「メープル」をシュガーを振らずにそのまま食べてみた。メープルシロップを混ぜ込んだ生地だという。弾力があって美味しい。
「カスタード」や「チョコ」もそれぞれ単独で食べてみると、シンプルで誰もが好きになるドーナツだと感じた。特にこれらは中にカスタードクリームおよびチョコクリームが入っているが、しつこくない甘さで、誰が食べても好きになれる味だと思う。
ただ、美味しいことは美味しいのだが、冷めているせいかパサッとした食感がしていて、菓子パンとして売っているドーナツとそんな変わらないような気がしてしまった。やはり店員さんに聞かれた時に、温めてもらったほうが良かったかもしれないと思い、自宅の電子レンジで温めてみた。
ラップをふんわりかけて、500wで20秒程度。皆さんが自宅でドーナツを温める際は、初めのうちは短めに時間設定するなどして調整して欲しい。
温まったドーナツを食べてみると…格段に食べごたえが変わった!!ホクホクして揚げたての時の味がカムバックしてきたようだった。やっぱりドーナツは温めて食べるのが正義!!
満を持して復活したセブン-イレブンの揚げたてドーナツ。できればお店または自宅で温め、ポテンシャルを最大限に引き出してから食べて欲しい。
揚げたてのドーナツがいつでも食べられる状況を作ってしまったセブン-イレブンの存在が、これからのドーナツ戦線にどう影響するか楽しみだ。