身の危険を感じながらも3台目のミニバンに乗り込むことに。

「これまた案の定、イカツい男らも目的は同じだったっぽくって、ウチらのことベタベタ触ってきたんです。だけどホントにもう身体的に痛くて無理だったから、『ヤダ、やめて。もう帰りたい』って言ったんですよ。そしたら……」

◆断わると態度が急変!

 エイミさんは脅されたり乱暴されたりするリスクも覚悟のうえで、きっぱりお断り。するとイカツい2人組は態度を急変させたそうです。

「ブチ切れてぶん殴られる……なんてことは一切なく、めっちゃ紳士だったんです!! 

『ごめんごめん。無理やりとか、そういうの俺らは絶対しないから安心して。じゃあ家の近くまで送るね』ってやさしく言ってくれて、なんか人の温かさに触れて感動するレベル(笑)。そのまま何事もなく、ちゃんと送り届けてくれたんです」

◆たった一晩で経験人数が4人増えてしまった

 ――とはいえ結果的に、エイミさんとモモカさんはたった一晩で経験人数が4人も増加。

「最後の見た目オラオラの2人組も受け入れてたら一気に6人増えるとこだった。それはさすがにヤバいっしょ。にしても、ちょうど“コト”が終わったタイミングで次から次に違う友達が来るのって、絶対にアイツら最初から狙ってましたよね。

 2人1組に分かれてバラバラに行動して、どっかのコンビがナンパ成功したら女の子を夜景の山頂に連れてって、どんどん入れ替え制にするっていう作戦でしょ」

◆最大の謎…仲間はMAXで何人までいたのか?

 エイミさんは、「仲間はMAXで何人だったのか?」が、気になって仕方ないとか。

 3組目をきっぱり断ったのでそこで帰してもらえたものの、もし受け入れていたら4組目、5組目の男たちが登場した可能性もなきにしもあらず。

 エイミさんとモモカさんの間では、「アイツらの仲間が全員出てくるまで“おかわりチャレンジ”してもよかったかも(笑)」と笑い話になっているそうです。<文/堺屋大地>

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi