批判にSNSで「黙れ」と反論のジャクソン、チェルシーOBは「毎週ゴールを決めてくれるならそれで良い」

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チェルシーのセネガル代表FWニコラス・ジャクソンから名指しで反論されたジョン・オビ・ミケル氏が、弁明のコメントを発した。

事の発端は、プレミアリーグ開幕節にて行われたチェルシーvsマンチェスター・シティの試合後。『beIN Sports』に出演したチェルシーOBのミケル氏は、0-2で敗れた古巣の中でも特に決定機を逃していたジャクソンを問題視し、「チャンスは作ったがそれを生かせない。我々にはゴールを決められる選手が不在だ。チームにはトップクラスのストライカーが必要だと思う」とコメントした。

この批判はジャクソンの耳にも入っていた模様。セネガル代表FWは続くプレミアリーグ第2節のウォルバーハンプトン戦で開始早々に今季初ゴールを記録すると、チームの6-2の勝利に大きく貢献した。

その試合後、ジャクソンは試合後に自身のインスタグラムにて「@Mikel_john_obi(ミケルのアカウント)、黙れ。くだらないことを言うな、僕たちはアフリカのために命を懸けている」とメッセージを投稿。口うるさいOBに対して、はっきりと反論する姿勢を見せた。

これを受けて、ミケル氏は自身のYouTubeチャンネル『The Obi One Podcast』で発言を弁明。ジャクソンについてはトップクラスでこそないものの高く評価しているとしつつ、この批判が発奮材料となるなら歓迎だと語っている。

「私は彼が悪い選手だとは全然言っていない。ただ、彼の決定力はまだそこまでではないと言っただけだ。彼は若い選手で、私としてはより経験豊富なストライカーがクラブに来て、彼を助け、改善し、より良くなるのを手伝ってもらう必要があると言いたかった」

「彼がクラブで活躍する姿を見たいと思っているよ。良いプレーをすれば、私は彼を褒めるだろう。そして彼について何か言うべきこと、改善すべき点がある思えば、私はそれを躊躇しない」

「彼が毎週ゴールを決めて、私に黙れと言うならそれで良いと思っている。私が言いたいことは、分かってもらえるはずだ」