山口&岡山でサーカス・シルクール来日公演『ニッティング・ピース』上演、ストックホルムを代表する現代サーカスカンパニー
スウェーデンのストックホルムを拠点に活動するサーカス・シルクールが11月9日(土)、10日(日)に山口情報芸術センター[YCAM] スタジオAにて、11月16日(土)に岡山芸術創造劇場 ハレノワ 中劇場にて『ニッティング・ピース』を上演する。
スカンジナビアを代表する現代サーカスのカンパニー、サーカス・シルクールは1995年に設立以降、社会的メッセージの強い作品を発表し続けている。多彩な表現を包容する現代サーカスの芸術性と、昔ながらのサーカスに期待されるスゴ技の連続を兼ね備え、スピーディーで挑発的なステージが話題となり、どの公演も即日完売している。
「人々は平和を編むことができるのだろうか?」という問いが織り込まれる同公演は、2013年の初演から14ヵ国63都市での世界ツアーを経て、多くの声によって実現したリバイバルツアーの来日公演となる。平和を願う白い糸とロープが紡ぐ幻想的な舞台の中で、サーカスアーティストたちが謎めいた音楽に導かれながら「手を取り合えば人にできないことはない」と証明するかのように、時に儚く、時にダイナミックにエアリアルやシルホイール、玉乗り、綱渡りなどのパフォーマンスを繰り広げる。
11月9日(土)の山口公演の終演後には、パフォーマンスで使用した道具や美術セットなどが紹介される「バックステージツアー」が30名限定で行われる。チケットはイープラスにて販売中。