町田・藤尾の「水かけPK」に賛否 「続けて欲しい」「子供たちに恥ずかしくないのか?」ルール明文化求める声も
サッカーJ1・FC町田ゼルビアのFW藤尾翔太選手が行ったPK前の「水かけ」行為をめぐって、Xでは賛否が起こっている。
「あの一連の流れはもはやエンタメ」
2024年8月17日に行われた対ジュビロ磐田戦の後半53分、藤尾選手のセンタリングが相手DFの手に当たり、VAR判定の結果、PKを獲得。キッカーの藤尾選手はPKの直前、ドリンクボトルの水をボールにかけ始めた。
これを見た主審は一度笛を吹き、ボールを新しいものに交換。藤尾選手は両手を広げて不服をあらわにしたものの、PKを成功させチームも4-0で快勝した。
ボールに水をかける行為に関して、ルール上の規定はない。藤尾選手は5月の東京ヴェルディ戦でも水をかけたボールでPKを蹴ったほか、一部のスポーツメディアによると、今回の試合後も「(主審から)ルール的には問題ないと言われた」と話していたという。
Xでは、「あの一連の流れはもはやエンタメだし、その揺るがないメンタルがサポートしてる俺達にとって頼もしいのよ」「変わらず続けて欲しいな。願掛けなので」といった声のほか、「プロとして子供たちに恥ずかしくないのか?」「ルールとかじゃなくて倫理的、道徳的な話かと」など否定的な声も目立った。
そのほか、「審判がボールを変えさせるぐらいのことであればルールに明記しておくべき」「PKの水かけとスローインのタオルについては、Jリーグでちゃんとしたルール決めちゃえばいいのにと思うけど」など明文化を求める声も多く上がっている。