コルグ(KORG)は、高音質配信「Live Extreme」がApple TV、Fire TV、Android TVで楽しめるSTB版アプリ「Live Extreme Experience」をリリースした。

Live Extremeは、コルグが開発した“業界史上最高音質”を謳うインターネット動画配信システム。最大4Kの高解像度映像とともに、高音質なロスレス・オーディオや高品位なハイレゾ・オーディオ(最大PCM 384kHz/24bit、DSD 5.6MHz)をライブ配信できる。

このLive Extremeは、専用アプリを使うことなく、PCやスマートフォンのwebブラウザで高音質再生できる一方、マルチチャンネルや立体音響再生時は、PC設定が煩雑になるといった課題があった。

今回リリースするSTB版「Live Extreme Experience」は、Apple TV、Fire TV、Android TVでLive Extremeコンテンツを再生できるようにしたネイティブアプリ。ロスレス/ハイレゾPCMコンテンツのほか、立体音響フォーマットのマルチスピーカー再生にも対応。

アプリ内に表示されるLive Extremeデモ・コンテンツ、無料コンテンツの再生のほか、シリアル・コードを入力することによって外部コンテンツを開くこともでき、Live Extreme提携サービスが提供する有償コンテンツも再生可能になる。

Fire TV、Android TVのアプリは8月9日からダウンロードが可能。Apple TVのアプリは後日配信予定となる。なお8月24日には、Live Extreme Experienceアプリを使った有料配信「HAVANA1950 presents “Havana Hiroo Orchestra”~A New Musical Expression~」が行なわれる。

配信中のコンテンツ(2024年8月現在)

・「HAVANA1950 presents “Havana Hiroo Orchestra”~A new musical expression~」
(PCM 48kHz/24bit, Dolby Atmos & Dolby Vision) ※有料配信(配信画面に表示されるシリアル・コードが必要)
・「藝大ミュージックアーカイブ」で公開中の作品(PCM および AURO-3D)
・2021年11月11日にライブ配信された「Love Bass Expo 2021」より、各アーティストによる演奏パート (PCM 48kHz/24bit)
・Live Extreme公式デモ・コンテンツ
・KORG製品デモ

STB版「Live Extreme Experience」の主な特徴

・Live Extreme形式のライブ/オンデマンド・コンテンツの再生
・無料コンテンツの再生
・シリアル・コード入力による有償コンテンツの追加
・チャプター再生、レジューム再生に対応
・豊富な対応音声コーデック
・ロスレス/ハイレゾ音声に対応(最大192kHz/24bit, 8ch)
・Dolby Atmos, AURO-3DのHDMIパススルーに対応
・MPEG-H 3D Audioのデコード(最大7.1ch)およびHDMIパススルーに対応
・Dolby Vision(ドルビービジョン)映像の再生に対応