コミックス・ウェーブ・フィルムが新会社。長野県で映画館オープンへ
新海誠監督が所属するコミックス・ウェーブ・フィルムは、長野県佐久市中込(なかごみ)地区での映画館設立と運営を目的とした新会社「CWF CINEMAS」を8月8日に設立した。今後は2026年夏ごろの映画館オープンを目指して、事業を進めていく。
CWF CINEMASの代表取締役社長を務める川口典孝氏は「ここ20年の私のミッションは、3年周期で新海誠作品を製作し、日本中・世界中の観客に届けること。そして締めくくりに佐久市の映画館で監督の舞台挨拶を見届け、プロジェクトを終えることでした。しかしながら、2023年秋、長年お世話になったその映画館が閉館されました。あまりにも寂しいので自分で映画館を造ろうと思い立ちました」とコメントしている。
取締役は中田賢司氏m株主はコミックス・ウェーブ・フィルム、新海クリエイティブ、NT Holdingsなど。
株式会社CWF CINEMAS 代表取締役社長 川口典孝 いつもCWF作品を愛してくださって有り難うございます。
ここ20年の私のミッションは、3年周期で新海誠作品を製作し、日本中・世界中の観客に届けること。そして締めくくりに佐久市の映画館で監督の舞台挨拶を見届け、プロジェクトを終えることでした。
しかしながら、2023年秋、長年お世話になったその映画館が閉館されました。
あまりにも寂しいので自分で映画館を造ろうと思い立ちました。
有り難いことに、映画館の再興を願っていた地元の方々とも繋がることが出来、この8月8日、佐久市に新会社を立ち上げることとなりました。
これまで映画は作ってきましたが、映画館は初めてです。右も左も分かりませんが、地元の方々と一体になって精一杯やってみようと思います。
どうかどうか応援してやって下さいませ。
私は、地元の中込で自身の商店などを経営し、町興しにも取り組んでおります。
この度は、川口さんとの出会いというとてつもないご縁から、映画館運営の一員として関わらせていただくこととなりました。佐久地域全体が盛り上がるよう、微力ではございますが開館へ向け尽力して参ります。
いまはどんな映画館にするのか、地域と組んでなにができるのかをひたすら考えていて、多くの方が楽しめるような場所を作っていきます。
ご声援をよろしくお願いいたします。
アニメ―ション制作会社であるCWFが、ご縁ある佐久地域の方々と一緒に劇場を設立・運営するという新しい挑戦にワクワクし、日々、多くの人に助けられながら設立に向けて邁進しています。
国内外のアニメーション作品の上映やさまざまな催しで、地元の方々に愛されると同時に、遠方からもお越しいただけるようなCWFならではの映画館を目指していきます。ぜひご期待ください!