自己条件で確勝を期すベラジオボンド(今年2月撮影、ユーザー提供:つんさん)

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 確勝を期す一戦だ。毎日杯3着のベラジオボンド(牡3、栗東・上村洋行厩舎)が、日曜中京9Rの鞍ケ池特別(3歳上・1勝クラス・芝1600m)で2勝目を狙う。

 ベラジオボンドは父ロードカナロア、母ダンサーデスティネイション、母の父Dubai Destinationの血統。母は13年の伊1000ギニーの覇者。半兄のサトノペルセウスは現役のオープン馬。昨年の千葉サラブレッドセールでは最高価格となる1億円(税抜)で取引された。

 ここまで4戦1勝。昨年12月の新馬(阪神芝1800m)でデビュー勝ち。その後はクラシックを目指して重賞を使い、共同通信杯が6着、毎日杯が3着、そして京都新聞杯が14着だったが、この経験は無駄にはならないだろう。今回は自己条件からの再出発。血統的にマイルへの距離短縮も悪くないはずで、今後に向けて負けられない一戦となる。