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かさばる寝具類。収納の場所をとるうえ、季節に応じた入れ替えも面倒な家事の1つです。

「1年じゅうほぼ同じ寝具で過ごす生活になって、5年以上が経ちますが、不便を感じません」と話すのは、家族4人で暮らすミニマリストのponpocoさん。ここでは、著書『200着の服を8割減らしたらおしゃれがずっと楽しくなった』(扶桑社刊)より、寝具の持ち方についての文章を抜粋して紹介します。

「1年中同じ寝具で過ごす」はメリットだらけ!

わが家はオールシーズンほぼ同じ寝具を使っており、洗い替えは持っていません。春夏と秋冬の寝具で異なる点は、敷きパッドを使うかどうかのみです(かけ布団は夏の間だけ圧縮して保管)。
カバーやシーツ類は「1枚だと不便かな?」と思ったこともありましたが、ガーゼ素材ですぐに乾くため、洗い替えがなくても大丈夫でした。子どもがまだおねしょの心配があった頃は、小さめの防水シーツを敷いていたこともあります。

メリットは衣替えがすぐに終わること、寝具を収納しておくスペースや期間が最小限で済むこと。デメリットは地域によっては難しいこと(寒い地方など)、洗濯する時間がないご家庭には向かないこと(洗い替えを持たない場合)などが挙げられます。

すのこベッド×エアリーマットレスは手入れがラク

マットレスは、ミニマリスト御用達のエアリーマットレスを愛用しています。通気性が高く、寝汗の湿気がこもらないので、普段のお手入れは、マットレスをすのこベッドの上に立てるだけ。軽くて動かしやすいうえにメンテナンスがとにかくラクなので、ズボラな私にピッタリです。丸洗いOKなのもうれしいポイント。

羽毛布団をやめて、軽くて持ち運びやすいかけ布団に

メンテナンスやアレルギーの問題から、数年前に羽毛布団をやめてポリエステル布団に買い替えました。薄くて軽いので、ベランダに干すときもラクに運べます。暖かさが心配でしたが、真冬でもとくに問題はありませんでした。機能性が優れているのに、羽毛布団よりもお手頃価格でありがたいです。

●1年じゅう使える万能ブランケットだとかさばらない

家族全員お気に入りのバスティスリケの定番コットンブランケット。夏はタオルケットとして、冬は毛布として活躍しています。毛布類はかさばるので、オールシーズン使える素材だと収納場所に困らずラクです。リバーシブル仕様になっており、季節や気分に応じてカラーチェンジできるところが気に入っています。

●薄くて暖かい敷きパッドも活用

冬にベッドに入るときのヒヤッとした感じが苦手だったのですが、マイクロファイバー敷きパッドを使うようになってから、だいぶ軽減しました。心地いいぬくもりに包まれて、朝までぐっすり快眠できます。

1年じゅうほぼ同じ寝具で過ごす生活になって、5年以上。必要であれば寝具を買いたそうと考えていましたが、どの季節でもとくに問題なく快適に過ごせることがわかりました。だれでもどこの地域でも可能な方法ではありませんが、“季節によって寝具を替える”という常識を見直してみると、家事が少しラクになるかもしれません。