開会式に入場した韓国選手団【写真:Getty Images】

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48番目入場の韓国、場内アナウンスが「北朝鮮」と紹介

 パリ五輪は26日(日本時間27日)、セーヌ川沿いで開会式を行った。超異例の船による入場行進などの演出が話題となる中、各国の紹介時に韓国が北朝鮮と取り違えられる事件があり、韓国メディアから「お話にならない間違い」「でたらめ開会式」との声が上がっている。

 韓国メディア「OSEN」は「華麗だが乱雑な開会式、場内アナウンサーがお話にならない間違い」という見出しで伝えている。韓国は陸上のウ・サンヒョクと水泳のキム・ソヨンが船に乗り、フランス語のアルファベット表記に従い48番目に入場したもののこの際、フランス語と英語で「朝鮮民主主義人民共和国」と紹介したのだという。「韓国と北朝鮮を混乱させる、お話にならない間違いが開会式を台無しにした」とした。

 一方で北朝鮮が入場する際には、国名の取り違えはなかったという。韓国紙「イルガンスポーツ」は「韓国を北朝鮮と紹介したでたらめ開会式」と紹介。五輪チームを統括する大韓体育会は所轄官庁と論議の上、対応を協議しているという。

(THE ANSWER編集部)