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熊本県警はきょう(26日)、職務質問中の男性の首をつかんだり同僚の警察官を殴ったりした警察官を停職処分にしたと発表しました。

【写真を見る】『首を掴み“ガキ”呼ばわり』高圧的な職務質問で男性巡査長を停職処分 引き離そうとした同僚も殴り…「カッとなった」

停職3か月の懲戒処分を受けたのは、県内の警察署で地域課に勤務していた40代の男性巡査長です。

今年4月21日午後7時ごろ、この巡査長は、グループ同士のトラブルに関する通報を受け、向かった集合住宅の敷地内で、職務質問をしていた10代男性の首をつかみました。

また10代の女性に対して「ガキ」と呼ぶなど、高圧的な口調で職務質問をしていたため、同僚の警察官が引き離そうとしたところ、胸を複数回殴って転倒させ手に全治10日のケガをさせました。

県警は懲戒処分を行うとともに、この巡査長を特別公務員暴行陵虐(とくべつこうむいんぼうこうりょうぎゃく)などの疑いで書類送検しました。

調べに対し巡査長は、「男性の首をつかんだのは所持品検査のつもりだった。ケガをさせた同僚については引き離されてカッとなった」と話し、反省しているということです。