パラグアイ戦で負傷しピッチに座りこむ平河悠【写真:Getty Images】

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パリ五輪

 パリ五輪は現地24日、開会式に先駆けて複数競技が始まった。男子サッカーでは日本がパラグアイに5-0で大勝。しかし、前半25分に平河悠が相手10番ウィデル・ビエラに足を踏まれた影響で負傷交代。相手は一発レッドで退場処分を受けた。母国の分析家は「無責任であり、本当に愚かであった」と糾弾している。

 日本は1-0の前半25分、平河の足をビエラが踏みつけた。VARが介入し、主審がリプレー検証。マイクを通じてレッドカードがアナウンスされ、一発退場となった。パリ五輪最初のレッドカード。その後もプレーを続けた平河は途中でピッチに座り込み、担架で運び出された。

 X上では日本ファンから「あれは悪質」「パラグアイ許さん」「マジで怒りしかない」と怒りの声が上がったが、パラグアイの総合メディア「La Union AM」は公式Xで同国アナリストのロベルト・シンガー氏が語る動画を公開。同氏は「悲しい……この代表チームは国の恥だ……失望した。カルロス・ハラ・サギエル(監督)は何をしたかったんだろうか……」と落胆した。

 さらにビエラについて「ボールを持っている時はいいプレーをするが、酷すぎるファールをする」「話にならない」と指摘。「無責任であり、本当に愚かだった」と糾弾した。「これは私たちが全く予期していたものではなく、しっぺ返しをされたようなものだ。サッカーはもちろん、すべてのことに対して修正が必要てある」と黒星発進からの立て直しを求めた。

(THE ANSWER編集部)