とちぎテレビ

市や町が対抗で、ふるさとのたすきをつなぐ新春恒例の「郡市町対抗駅伝」について、次回からコースが大幅に変更されることが分かりました。

これは、25日に日環アリーナ栃木で開かれた、主催者や関係団体、市や町のスポーツ振興課が出席した代表者会議で明らかになったものです。

今回で66回を数える大会は、2005年の第46回大会から宇都宮市にある県庁と栃木市総合運動公園陸上競技場を往復する10区間、およそ60キロのコースで行われてきました。

郡市町対抗駅伝の新しいコースでは、往復10区間というのは変わりませんが、今回からルートが大きく変更されて距離も65・2キロとおよそ5キロ延びます。往路のスタート・復路のフィニッシュ地点は県庁からカンセキスタジアムとちぎに変わります。

旧ルートは栃木街道を進んでいましたが、新ルートは途中で国道121号線に入ります。中継所はとちぎわんぱく公園、壬生町役場、西高野歩道橋、都賀中学校に作られ、栃木市総合運動公園陸上競技場を目指します。

新コースになった理由として、選手の安全性の確保のほか、2022年に開催されたいちご一会とちぎ国体のレガシーとして、カンセキスタジアムとちぎを使用することなどを挙げています。

また、10区間のうち男子が8区間、女子が2区間となります。女子が走る3区と8区の3・3キロは前回まではひと区間中学生限定でしたが、今回はいずれも「中学生以上の女子」と出場年齢の幅が変わるということです。

郡市町対抗駅伝は来年の1月26日日曜日に開催されます。