“ホテルビュッフェ最高峰”との呼び声が高い「ホテルニューオータニ」の『VIEW & DINING THE SKY(ビュー アンド ダイニング ザ スカイ)』

食通を唸らすビュッフェの満足度を探るべく、底なしの胃袋を持つ東カレ編集部員・植村が実食調査!その実力はいかに……?


今回、体験したのは……


大食い男子(33歳)は2時間でどれだけ満たされるのか?



今回の会場となるレストランがあるのはホテル最上部に浮かぶ“円盤”の中。

ここでは360度のパノラマビューから、昼は富士山、夜は新宿のビル群や東京タワー、スカイツリーが一望できる。



和洋中の約85種類のメニューを360度の絶景とともに楽しめるビュッフェレストラン。いずれも120分制で、ランチは平日¥9,900、土日祝¥12,000。ディナーは平日¥15,000、土日祝¥17,000。※別途、サービス料15%あり ※子ども料金あり


“ザ スカイ”は、“食のニューオータニ”が誇る、至高のビュッフェ。

その至高たる理由は、館内にある和洋中のレストランで研鑽を積んだ専門のシェフたちが、その技術を遺憾なく発揮しているから。

旬の素材を使った料理の数々が美しく並び、鮨、天ぷら、焼きしゃぶなどは、その場で注文したできたてが食べられる。

さらに、1ピース1,836円することで有名な「スーパーメロンショートケーキ」もラインナップ。

「ひと皿でも多く堪能しようと、昼食も抜いてきました。めちゃくちゃ楽しみです!」と植村も万全の体調で現地入りを果たした。


【18:00】まずはさっぱりとした前菜で胃袋をウォーミングアップ!


最初に向かったのは、サラダ&前菜コーナー。サラダバーには“健康旬野菜”といわれる季節の野菜が並ぶ。

前菜はスモークサーモンやシュリンプカクテル、棒々鶏、シャルキュトリーなど各ジャンルの王道メニューがずらり。すべて一堂にそろうのがホテルならではの贅沢感。



サラダと前菜5種をセレクト!


「オールジャンルの前菜オンパレードは圧巻。気になるものを少しずつ食べられて幸せ」


― Editor's Point ❶ ―
18:30頃の「マジックアワー」は外せない




窓が大きくとられたパノラマビューからの夕暮れの美しさは必見。絶景ポイントは、新宿方面。

優雅な気持ちで楽しみたいなら、食事もひと段落できる前半の回がイチオシ。


【18:20】目当ての「鉄板焼きしゃぶ」はステーキ丼を片手に食らいつく


早くもメインの肉エリアへ。

ホテル自慢のローストビーフにはUSプライムビーフを使用。黒毛和牛を使った鉄板焼きしゃぶ、サーロインステーキは焼きたてや切りたてが楽しめて、ソースもその場でかけてもらえる。



迫力の肉料理4品を網羅!


「焼きしゃぶの焼く前の大きさは、なんと30cm以上!ローストビーフも特大でしたが、脂身の甘さが上質でペロリと平らげました」


― Editor's Point ❷ ―
「銘柄牛フェア」を狙うと肉のグレードがアップ!




年に数回、実施されるフェア期間は、鉄板焼きしゃぶが銘柄牛ver.で楽しめる。

7月15日までは「鳥取和牛フェア」が開催中。とろけるような舌ざわりと口の中に広がる旨みは桁違い!


【18:40】あっさりとした鮨5貫で気持ちだけは束の間の休息を

好みのネタ5種と卵焼きをオーダー


次は鮨で箸休め。ショーケースには、小肌やサーモンをはじめ、旬のさわらや桜エビなどが並ぶ。夏が近くなると鱧も登場するとか。

「職人さんが目の前で握ってくれる鮨は、ネタに比べて小さめのシャリが特徴。赤酢のまろやかな味わいでいくらでもいけそうな勢いです」


【18:50】“エビづくし”という偏った注文が叶うのもビュッフェならでは

特大のエビ3尾にししとうをプラス


天ぷらも職人が揚げたてを提供。専門店さながらの大きな鍋に入っているのは、ヘルシーな米油。さっくりとした食感と上品な味わいで、待っているときの香りもたまらない。

鱧やうなぎなど旬の食材も選べるが、植村は「大好きなエビを3尾注文しました」と満面の笑み。


― Editor's Point ❸ ―
プラス1万円のシャンパンフリーフローがお得!




ドリンクのフリーフローを追加するという選択肢もオススメ。

狙い目は「ハイグレードプラン」¥10,000。「ローランペリエ」などが、この価格で飲み放題というのは、酒飲みには嬉しい。


【19:00】「実は狙いめ」だという中華で“大食い”の本領を発揮!


いよいよ終盤に入ったが、中華は必食。北京ダック、ふかひれスープと豪華メニューのオンパレードなのだ。

これらはホテル内の中華レストラン『大観苑』出身の料理人が腕を振るう逸品で、味もかなりの本格派。



怒涛の追い込みで5皿を完食!


「スープはふかひれの量が半端なく、全体がぷるぷる。カニも入って、まさに豪華絢爛でした」

エビチリ、青椒肉絲、点心などの王道メニューも健在。


【19:30】“別腹”のスイーツは全ラインナップ制覇を目標に


スイーツコーナーの目玉は『パティスリーSATSUKI』のスーパーメロンショートケーキ。

「実はスーパーシリーズは初!念願の超高級スイーツにテンションが上がりました。糖度14度以上の果肉はやっぱりレベルが違いますね」



気が付けば計13種をぺろり!


その勢いで焼きたてのパンケーキやタルト、マカロンをおかわり。

みたらし団子などの“和スイーツ”まで、しっかりと堪能した。


― Editor's Point ❹ ―
人気のマカロンはここだけの限定味!




『ピエール・エルメ・パリ』のマカロン「フランボワーズ」は、“ザ スカイ”限定のフレーバー。

街中の店舗には並んでいないため、これを目的に訪れるスイーツ好きも多いのだとか。


【20:00】計18皿で38品!これこそ、大人の食べ放題だと実感!


「これだけの肉、鮨、天ぷら、中華、スイーツを、それぞれ専門のレストランでいただいたとすると、5万円くらいの価値がありそう。豪華食材が目白押しで、“胃”も心も幸せでした」


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