ブラジル2部リーグのセリエBで、アウェーチームが一度もボールに触れずに得点する珍しい事象が発生した。メキシコメディア『TUDN』が3日に伝えている。

 珍しいゴールが生まれたのは、6月24日に行われたスポルチ対ノボリゾンチーノの一戦。スポルチのキックオフで試合が始まると、後方でボールを繋ぐなかDFアリソン・カッシアーノがGKに向けてゴール方向へバックパスを蹴る。しかしGKはペナルティエリアの外に位置していたため、ゴールは無人の状態。ボールはそのままゴールネットに吸い込まれた。

『TUDN』は「ブラジル史上最速のオウンゴール」と綴り、衝撃的な得点を伝えている。なお、オウンゴールをしたカッシアーノとCBを組むDFチコは後半アディショナルタイムに2枚の警告を受けて退場となった。CBコンビのプレーが響いたスポルチは1-2で敗れている。