Snow Man目黒蓮が『海のはじまり』の主演を務める

 目黒蓮が主演のフジテレビ系「月9」ドラマ『海のはじまり』第1話が、7月1日に放送。世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は8.0%で、「月9」前4作の初回(『真夏のシンデレラ』6.9%、『ONE DAY』7.8%、『君が心をくれたから』7.2%、『366日』7.2%)を上回った。

目黒蓮さんが所属するスタートエンターテイメント(旧ジャニーズ事務所)では、現在Snow ManとSixTONESが2本柱となっています。そのなかでもズバ抜けてファンが多いのが目黒さん。

 スタートエンターテイメントは、その看板タレントをどんな小さなことでも露出していく方針だと聞いています。今回の主演起用は、事務所側もテレビ局側も期待してのキャスティングでしょう」(芸能記者)

 視聴率も全4作を超えて主演もビックネームと、まずは上々の滑り出しだと思いきや──Xではこんな声が多数。

《海の始まりってラブストーリーとかファミリー物語とかじゃなくてホラーやん、、こっわ》

《いや怖い怖い怖い怖いって まじもんのホラーやんこんなん…》

“ホラー” とはどういう意味なのか。

「目黒さんが演じる主人公・夏は、大学時代に付き合っていた同級生の水希(古川琴音)に急に別れを告げられます。その7年後、水希が亡くなったという知らせを受けた夏は、葬式で水希の子ども・海(泉谷星奈)と出会います。海は、2人が別れる前に中絶したはずの子どもで──という話が展開しました」(テレビウオッチャー)

 なかでも、多くの人が戦慄したのは、第1話の最後の場面だった。ある日、海がひとりで夏の住むアパートに現れる。そして海が夏に向かって「夏くん、海のパパでしょ。夏くんのパパ……いつ始まるの?」と問いかけたのだ。

《6歳の女児が「夏くんのパパ…いつ始まるの?」と聞いた瞬間、この夏いちばんのホラーが始まる予感がしました》

 など、第一話の “幕引き” に驚きの声が上がるが、「脚本や演出には力を入れているはずです」と語るのはドラマ関係者だ。

「『海のはじまり』は、2022年に放送され大ヒットした目黒蓮主演の『silent』(フジテレビ系)と同じチームの脚本家、演出家、プロデューサーが手がけています。

『海のはじまり』でも『silent』と同じようにスピッツの曲が使われたり、“いかにも” 感はありますが、『silent』は木曜夜10時放送だったのに対し、『海のはじまり』は月曜9時。この違いは小さくないようにも思います」(同)

 Xでは早くも

《海のはじまり1話、月曜の夜から暗い、暗すぎる…月九はさ、爽やか恋愛ドラマか、職業ものかどっちかにしてよ》

《月9しんど 週初めは、軽い明るいのが見たいわ 早くも離脱かな》

 と、「求めているものと違う」という、制作陣との感覚のズレを指摘するポストが散見された。

 確かに、夏と言えばホラーなのだが、 “がっかり” の声を打ち破れるか。