堂安律がW杯アジア最終予選へ決意「アジアカップでの悔しさを晴らし、アジア最強と思ってもらえるように」

写真拡大

 日本代表MF堂安律(フライブルク)が28日、自身も着用するプーマの新スパイク発売イベント『PUMA FASTER INNOVATION LAB』に登場。前日に組み合わせ抽選会が行われたFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選に向けた意気込みを口にした。

 日本代表は抽選会の結果、オーストラリア代表、サウジアラビア代表、バーレーン代表、中国代表、インドネシア代表と同グループとなることが決定。W杯本大会への出場権をかけ、今年9月から始まるアジア最終予選で各国と凌ぎを削ることになる。

 抽選会の模様をジムで見ていたという堂安は、「タフなグループに入ったという感想はありながら、そうこなくちゃという意識も持っているので、しっかり準備して、アジアカップでの悔しさを晴らせるように、アジア最強ということを皆んなが思ってくれるように頑張りたいなと思いなす」とコメント。優勝候補筆頭に挙げられた中で、早々に敗退したアジアカップでの雪辱を果たすことを誓った。

 その後、イベントのMCを務めたチョン・テセさんから“勝負強さ”の要因を尋ねられると、「僕自身はそれほど意識することはなくて、ただ“オレは持っている”と思ってプレーしています」と語り、「調子が悪い時もあるんですけど、70〜80分消えていても、1秒で点を取ったらチャラでしょと思いながらプレーしている。そういう気持ちは常に持っています」と返答。自身を奮い立たせつつ、メンタルをコントロールしながらプレーしていることも明かした。

 五輪、W杯と近年は大きな舞台でのプレー機会も増えたが、堂安は「緊張しいで不安症」という意外な一面を明かしつつ、「その不安を払拭するには練習しかないと思っている」と述べ、「練習中は不安でいいと思っていて、それでも試合前は根拠のない自信じゃないですけど、自分が一番だという気持ちでピッチに入る。それは最近、特に意識しています」と主張。演じている部分もあるとしながら、「そうしないと強い堂安律でいれないところもある」との思いを口にした。

 また、同じイベントに登壇したU−23日本代表FW福田師王(ボルシアMG)は、「もっと点を決めて活躍して、五輪やW杯に出て日本を勝たせるというのが自分の夢なので、それを叶えていけるように頑張ります」と主張。今後のサッカー界を牽引する存在として、さらなる活躍に期待がかかる。


【動画】堂安律&福田師王がうらやむ選手とは!?