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約1億2700万円を脱税した罪に問われている半導体関連企業の代表の男に、有罪判決が言い渡されました。

【写真を見る】接待・投資の「脱税スキーム発案」で1億2000万円脱税の罪 半導体関連企業の代表に有罪判決 熊本

判決によりますと、熊本市南区の半導体製造設備会社代表の坂口雅臣(さかぐち まさおみ)被告(50)は、取引業の男と共謀し、架空の外注加工費を水増しするなどして、2019年からの3年間で約3億6400万円の所得を隠し、約1億2700万円を脱税した罪などに問われていました。

6月28日の判決で熊本地方裁判所の賀嶋敦(かじま あつし)裁判官は、「接待交際費や投資の資金などに充てるため脱税のスキームを発案していて、刑事責任は相応に重い」と指摘。

一方で「一部については弁済される可能性がある」として、坂口被告に対し懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を言い渡し、罰金1800万円を命じました。