気象庁は2023年6月21日、関東甲信地方、東海地方、近畿地方が梅雨入りしたと発表しました。今年は最速で梅雨入りした沖縄でも昨年差3日、平年差11日ほど遅い梅雨入りとなりましたが、関東・東海・関西は昨年より2週間以上も遅く、関東甲信地方は史上3番目に遅い梅雨入りの発表となっています。ここからジメジメとした日が続くということで、「雨好きな少女が、雨を嫌う雨男とともに、雨のない晴れ間を探す」というフルカラーコミック「あめあめふれふれうそやんで」の半額セールを開始しました。ぜひこの機会に一読いただき、雨の音にいま一度思いをはせてみてください。

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◆「あめあめふれふれうそやんで」はどんな話?

「あめあめふれふれうそやんで」は、約200ページある本編のほとんどが雨模様な作品です。タイトルロゴにも雨粒とてるてる坊主があしらわれています。



ほぼ全編で雨となっている原因は、時期が梅雨だからということではなく、「災害だ」と言われている少年・カイにある様子。カイは「重"人"災害」と国の機関に認定された「雨男」で、行くところ住むところでとにかく雨が降るため、雨が大嫌い。一方で、雨が続くことで嫌な気持ちにならず、鼻歌交じりになっているのが主人公のナオ。



転向してきたカイに構うナオでしたが、カイは冷たい反応。雨が嫌いと吐き捨てるカイは、人間関係にもドライな様子です。



それでもしつこく絡みに行くナオに対し、カイは自分の秘密を打ち明けます。自分が「災害」と呼ばれる雨男であること。雨男というのは迷信やウワサ程度ではなく、生まれてから太陽を見たことないほど強力な呪いであること。行く先々で大雨を引き起こすため、政府の監視人無しには自由な生活も許されていないこと。



重大な雨男という問題を打ち明け拒絶されたナオでしたが、つらく悲しむカイのことが忘れられず、めげることなく繰り返し突撃します。雨が嫌いなら、やませればいい。やまないなら、雨がないところに行けばいい。「太陽を見たことない」というカイに、太陽を見せたい。



そうして、ナオとカイは思いつく限りの手段を試していきます。てるてる坊主をつるしたり、神社に「ハレ」を祈って「80円」をおさい銭してみたり。それでも晴れないなら、飛行機に乗って雨雲をぶっちぎってみたり、同じ「災害」に認定されている「晴れ男」を探しに行ったり。手ごわい「雨男」という呪いと戦い、勝利するために。タイムリミットは、雨男であるカイが同じ場所に滞在することが許されている、たった2週間。



続きはセール中のコミックスから読んでみてください!セールは全国が梅雨明けするまで続く予定です。

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◆ロゴジャックのメイキング

梅雨セールの告知企画として、コミックスリリース時にも実施したGIGAZINEのタイトルロゴジャックを予定しています。以下は過去に実施した例で、GIGAZINEの記事が並んでいるトップページの上部に表示されているロゴに、ナオとカイが登場しています。ロゴの左半分をクリックすると通常どおりGIGAZINEトップページに移動しますが、キャラクターたちがいる右半分をクリックすると、今読んでいるこの記事にジャンプするという仕組み。



ロゴをジャックしたキャラクターイラストは、原作のトラ太郎さんによる描き下ろし。



ロゴジャック用のキャラクターは、デザイン案を元にトラ太郎さんに描き下ろしていただきましたが、このデザイン案は他にもありました。ひとつめは以下で、GIGAZINEの「GI」と「NE」を雨で塗りつぶし、「GI」にカサをさしてあげているもの。



もうひとつは、作中で登場する各キャラをイメージしたてるてる坊主をあしらったもの。最終的にキャラクターをロゴに追加する案が採用となりましたが、この2案もどこかで使うことがあるかも。



フルカラーコミック「あめあめふれふれうそやんで」は、AmazonのKindleで独占販売中です。Kindle Unlimited会員ならいつでも無料でダウンロード可能なほか、梅雨明けまで限定でセール中のため、ぜひこの機会に手に取ってみてください。

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