●MSIが「モンハン」コラボのPCパーツを展開

まだまだ現役のSocket AM4に新マザー

GIGABYTEの「B550 Gaming X V2」は、AMD B550チップセットを搭載する安価なマザーボードだ。旧世代のSocket AM4向けのモデルであるが、対応するRyzen 5000シリーズの性能はまだまだ実用的。安価ながら、大型ヒートシンクやデュアルM.2スロットなどを備え、コスパの良いシステムを構築できるだろう。価格は16,000円前後。

GIGABYTEの「B550 Gaming X V2」。コスパ重視ならあえてAM4を狙うのもアリ

バックパネルのI/O。最近では少なくなりつつあるDVIも搭載している

Radeon RX 6600に2ファンの白モデル

ASRockの「RX6600 CLW 8G」は、デュアルファンを搭載するRadeon RX 6600グラフィックスカード。ファン、カバー、バックプレートがホワイトになっており、白いケースやマザーボードなどとカラーを合わせるのに良さそうだ。ファンは、冷却性能を高めたストライプ構造のブレードを採用している。価格は36,000円前後だ。

ASRockの「RX6600 CLW 8G」。カード長は269mmと、コンパクトで使いやすい

カードは2スロット厚。映像出力端子は、一般的なDisplayPort×3とHDMIだ

モンハンデザインのPCパーツが4モデル

MSIから、CAPCOMの人気ゲーム「モンスターハンター」とコラボしたPCパーツ製品「Monster Hunter Edition」が登場、発売が開始された。同シリーズの20周年を記念した限定モデルで、モンハンを象徴するモンスターである「リオレウス」の威厳と力強さをデザインに取り入れたという。発売されたのは、以下の4種類のモデルだ。

MSIの「MPG Z790 Edge Monster Hunter Edition」

「MAG CoreLiquid E360 Monster Hunter Edition」

「MPG Gungnir 300 Monster Hunter Edition」

「GeForce RTX 4060 Ti 8G Monster Hunter Edition」

マザーボードは、Intel Z790チップセットを搭載するATXモデル「MPG Z790 Edge」(68,000円前後)。オールインワン水冷CPUクーラーは、ARGBファンと36cmラジエータの「MAG CoreLiquid E360」(26,000円前後)。ミドルタワーケースは、エアフローに優れる「MPG Gungnir 300」(30,000円前後)だ。

グラフィックスカードは、トリプルファンの「GeForce RTX 4060 Ti 8G」(93,000円前後)が発売された。この製品のみ、ゲームコントローラが同梱するモデルとなっている。

●"カーボン柄"ではなく、本物のカーボンファイバー製

カーボンファイバー製のオープンケース

Alphacoolの「Apex Pro Skeleton」は、"カーボン柄"ではなく、本物のカーボンファイバーを使ったというオープンフレームケースだ。各パイプを繋ぐコーナー部には、CNC加工のアルミパーツを使用。水冷に最適化されており、ディストロプレートが付属する。オリオスペックで展示が開始されており、同ショップによると、近日中に予約を開始するということだ。

Alphacool「Apex Pro Skeleton」の実装例。異彩を放つ注目のケースだ

RGBファンが6個も付属するミドルタワー

Antecの「CX700 RGB Elite」は、ピラーレス仕様のミドルタワーケース。最大の注目点は、コスパの良さだ。RGBファン(ライティング制御は非対応)を6個も標準搭載しながら、価格は12,500円前後と非常に安い。最長41cmのグラフィックスカードに対応するなど、拡張性も高い。カラーは、ブラックとホワイトの2色が用意されている。

Antecの「CX700 RGB Elite」。ピラーレスで安価にシステムを構築できる

ファンは、ボトム3、サイド2、リア1を標準搭載。ボトムとサイドは逆回転だ

どのSSD/HDDでも繋げられるクレードル

センチュリーの「裸族のどれで〜もステーション&クローン」(CRCSNSU10GCP)は、M.2/2.5インチ/3.5インチのどれでも使えるという、汎用性の高いSSD/HDDクレードルだ。PCとの接続は、10GbpsのUSB3.2(Gen2)。2台のドライブを搭載したときには、PCレスでクローンすることも可能だ。価格は13,000円前後。

センチュリーの「裸族のどれで〜もステーション&クローン」(CRCSNSU10GCP)

利用イメージ。コピー先はM.2 NVMe固定だが、コピー元は各ドライブに対応する

また「裸族の頭 NVMe/SATA」(CRANSU10G)は、M.2 SSDを搭載できる外付けケース。NVMe/SATAに両対応しており、ヒートシンク付きのSSDも、そのまま利用することが可能だ。さらに側面にはSATAコネクタまで用意されており、ここに2.5インチ/3.5インチのドライブを1台接続することもできる。価格は6,500円前後だ。

「裸族の頭 NVMe/SATA」(CRANSU10G)。外付けケースと変換アダプタの1台2役だ

利用イメージ。M.2 SSDと、2.5インチ/3.5インチドライブの同時利用はできない

同社からは、「SmallBOX NVMe2230 USB20G」(CSBNV30U20G)も新発売。これは、2230サイズ専用というM.2 NVMe SSD外付けケースだ。サイズはわずか4.5cmと非常にコンパクトで、持ち運びに便利。接続は20GbpsのUSB3.2(Gen2×2)で、高速なデータ転送が可能だ。アルミ製のボディは放熱性にも優れる。価格は7,000円前後。

「SmallBOX NVMe2230 USB20G」(CSBNV30U20G)。手の平に収まる小ささだ

M.2 NVMe SSDは2230サイズ専用。熱伝導シートとアルミボディで冷却する