Threadsに「MastodonなどのActivityPub対応SNSで寄せられたリプライを直接閲覧する機能」が追加される
Metaが運営する短文投稿SNS「Threads」は分散型SNSプロトコルのActivityPubに対応しており、Threadsへの投稿をMastodonなどのActivityPub対応SNSから閲覧できるようにする機能が搭載されています。新たに、Threads上から「投稿配信先で寄せられたリプライ」を閲覧したりいいねを付けたりできるようになりました。
Threadsでは、「フェディバースでのシェア」を有効化することで、Threadsへの投稿をActivityPub対応SNSから閲覧できるようになります。例えば、マーク・ザッカーバーグCEOのThreadsへの投稿をMastodonインスタンス「mastodon.social」から閲覧した様子が以下。
ActivityPub対応SNSは多数存在するため、「すべての投稿配信先で投稿への反応を確認する」という操作は非常に困難でした。そんな中、Threadsには新たに「投稿配信先で寄せられたリプライ」を一覧表示する機能が追加されました。配信先でリプライが寄せられると、各投稿の下部にリプライ件数とリプライが寄せられたサーバーの数が表示されます。
リプライ表示画面はこんな感じ。「リプライを寄せたユーザーの名前と所属サーバー」「リプライが送信された時間」「リプライの内容」がズラリと表示されます。また、この画面から各リプライにいいねを付けることもできます。
ただし、記事作成時点では、同機能をAPI経由で使うことはできないようです。
なお、「フェディバースでのシェア」はこれまで日本とアメリカとカナダでベータテストが実施されていましたが、テスト対象国が100カ国以上に拡大することも発表されています。