声優の古谷徹(C)日刊ゲンダイ

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 声優による不適切な言動による炎上が相次いでいる。声優・古谷徹(70)による37歳年下の女性ファンとの不倫が週刊文春によって報じられたのは、今年5月のこと。単なる不倫ではなく、不倫相手に暴力をふるい中絶させたという、倫理観が問われる古谷の行いには批判が殺到し、古谷は6月22日、作品及びキャラクターのイメージを大きく傷つけてしまったという理由で、「名探偵コナン」安室透役と「ONE PIECE」サボ役を降板することを所属事務所のホームページで発表した。

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 また20日には、「とらドラ!」の高須竜児役で知られる、声優・間島淳司(46)が電車で女性の隣に座ったところ、別の席に移動されたとし、「『そんなことばっかやってるから変な男性に絡まれるんだろうなー』と。しらないうちに、自分が先に逆撫でしてる場合もあるから、みんな自分の行動には気をつけましょう。」とXに投稿し、炎上した。

 これを受け「某声優さん」がトレンド入りした。2022年には「鬼滅の刃」冨岡義勇役や「呪術廻戦」夏油傑役で知られる声優櫻井孝宏(50)が既婚であることを隠し、複数人の女性と不倫関係であったことや、2021年には、過去に「東京リベンジャーズ」の龍宮寺堅役を演じていた声優鈴木達央(40)が、妻である歌手LiSA(37)の不在中に女性を自宅に連れ込む不倫が報じられており、《「某声優さん」が誰を指すかわからないぐらい、思い当たる節が多すぎて、最近の声優業界どうした?》と、声優業界を心配する声が散見された。

■度重なる人気声優の"やらかし"は偶然の出来事なのか?

 人気声優たちによる、度重なる"やらかし"は、単なる偶然の出来事なのか?

「学生時代にモテなかった人が、声優となり人気キャラを演じることで、異性からの人気を獲得することがあります。コンプレックスの反動で、女性に対し不誠実な行いをしたり、自意識をこじらせた蔑視的な発言をする傾向が高いと、アニメファンや声優ファンは特に感じているようで、《全員が全員そうでは無いが、明らか学生時代モテないまま業界に入り、富と名誉を獲得し調子乗ってるんじゃないかな…》というように、同様の指摘がSNSなどで多く見られました」(アニメ制作関係者)

 古谷も実際、多くのメディアで「女の子のファンにモテたい」と発言しており、以前放送されていた櫻井の冠番組「櫻井孝宏の(笑)」で鈴木をゲストとして迎えた回では、「モテるための秘儀を身につける」という内容だった。ちなみにその際、櫻井は「モテ期がまだ一度も来ていない」とも発言している。

声優の中には“非モテ”をファンも喜ぶファンサービスとしても使いつつ、櫻井さんのように何股もしていたということありますからね。また非常に狭くてクローズドな業界ゆえに、遊び方にも無茶が効くと油断しやすいことも要因として考えられます」(同)

 モテたいという思いが、人気声優としての地位を築いたともいえるが、あまり行きすぎた欲求はせっかく築いた人気を台無しにしてしまう可能性も高い。モテたい願望もほどほどにしておくべきだろう。