「GPU-Z」はPCに搭載しているGPUのモデル名やメモリ容量などを表示できる便利ツールです。GPU-Zの画面は英語だらけで初心者にとっては分かりにくいため、インストール手順や画面の見方をまとめてみました。

GPU-Z Graphics Card GPU Information Utility

https://www.techpowerup.com/gpuz/

GPU-Zを使うには、まず以下のリンクをクリックしてダウンロードページにアクセスします。

TechPowerUp GPU-Z v2.59.0 Download | TechPowerUp

https://www.techpowerup.com/download/techpowerup-gpu-z/



ダウンロードページにアクセスしたら「Download」と記された青色のボタンをクリック。



ダウンロードサーバー選択画面が表示されたら、どれでもいいのでサーバー名をクリックしてインストーラーをダウンロードします。今回はアメリカにある「TechPowerUp US-3」というサーバーをクリックしました。



インストーラーのダウンロードが完了したら、ダブルクリックして起動します。



インストーラーを起動すると、「GPU-Zをインストールする」か「GPU-Zをインストールせずにスタンドアローンアプリとして起動する」のいずれかを選択する画面が表示されます。今回はPCにGPU-Zをインストールしたいので「Yes」をクリック。



インストール先の選択画面が表示されたら何も変更せずに「Next」をクリック。



「Create a desktop shortcut」のチェックを外して「Next」をクリック。



「Install」をクリック。



インストールが完了したら「Launch TechPowerUp GPU-Z」にチェックを入れて「Finish」をクリックするとGPU-Zが起動します。



GPU-Zの画面はこんな感じ。PCに搭載しているGPUのモデル名やメーカーロゴ、メモリの種類、メモリ容量、クロック周波数、対応APIなどを確認できます。



「Lookup」をクリックすると、グラフィックボードの情報ページにアクセスできます。



「ASUS GEFORCE NVIDIA DUAL-RTX3060-O12G-V2」を搭載したマシンで試したところ、以下のページにアクセスできました。グラフィックボード情報ページにはグラフィックボードを各方向から撮影した写真が掲載されているため、「買いたいパーツとグラフィックボードの相性を調べたいけどPCケースを開けるのは面倒」といった時に便利です。



画面上部の「Sensors」をクリックするとGPUとメモリのクロック周波数のほかにGPU温度やファン回転速度、消費電力などを確認できます。



「Advanced」ではドライバーを最後にアップデートした日時や、消費電力上限、温度上限、出力中のモニタの対応規格などがズラリと一覧表示されます。



「Validation」をクリックしてから「Submit」をクリックすると、TechPowerUpのデータ集積サイトにGPUの情報を投稿できます。



「Submit」をクリックしてから数秒待つと投稿した情報のIDが表示されます。IDをクリックすると、情報ページにアクセスできます。



情報ページの見た目はこんな感じ。GPUの名前やメモリ容量などを確認できます。中古取引などの際にこのページをやり取りしておけば、偽物とのすり替えなどの不正に気付きやすくなります。



GPU-Zの画面右上に配置されたカメラボタンをクリックすると、スクリーンショットを撮影できます。



画面中央に撮影メニューが表示されたら「Save to File」をクリック。



保存先と名前を指定してから「保存」をクリック。



これでスクリーンショットを保存できました。なお、スクリーンショットの保存形式はGIF形式のみです。