2024年5月31日(金)から絶賛公開中のジャッキー・チェン主演映画「ライド・オン」のNG集&メイキング映像が解禁となりました。本作でジャッキーが演じるのはベテランスタントマンということで、実際にジャッキー本人がかなり体当たりなスタントを行っていることがうかがえる内容となっています。

ジャッキー・チェン主演映画「ライド・オン」NG集&メイキング映像 - YouTube

ジャッキー演じるスタントマンのルオ・ジーロンが、娘の恋人でグオ・チーリン演じる新米弁護士のルー・ナイホァに稽古をつけるシーン。かつてジャッキーが「ドランクモンキー 酔拳」で行ったような特訓はやはり厳しいもののようで、グオ・チーリンは大苦戦。



ルオの愛馬・赤兎(チートゥ)はCGではなく、マカオ競馬でチャンピオンだったという馬が演じています。そのため、言うことを聞かないことも多々あります。



作中に登場する映画監督は、実際にジャッキーと組んで「レッド・ブロンクス」や「ファイナル・プロジェクト」などを監督したスタンリー・トン。セリフがうまく言えずジャッキーに笑われていますが、ジャッキーも複数のシーンでセリフを失敗してやり直しているのが確認できます。



アンディ・オン演じる借金取りのダミーの部下が飛んでくるコップを片手でキャッチするシーンでは、コップがかなりの勢いで飛んでくるのにうまくキャッチすることに驚いたジャッキーが楽しくなってきたのか、何度も何度もコップを差し出しています。実際、どのようにキャッチしたシーンが使われたのか、ぜひ本編で見てみてください。ジャッキーと同じように「お見それしました」と言いたくなるかもしれません。



ジャッキーお得意の「アクションの流れの中で、武器になるアイテムを手にしてすぐ使う」というシーンは、やはり流れで次のアクションに移るのが難しいようで、ジャッキーが「うまくいかない」とばかりに首をかしげるシーンも。



手すりに飛び乗って座る流れが決まって拍手をもらい、「これで拍手もらうなんて恥ずかしい」とジャッキー。



さすがに、ある程度の高所から落下するシーンなどはワイヤーアクションなのですが、それでも本人が演じているだけに、手当てを受けるシーンも。



ジャッキーが高所から落下しそうになり、スタッフが慌てて走り寄ってきます。



チートゥを制御するために手綱を引く人がいるとはいえ、相手は動物なので時に制御しきれないこともあり、ジャッキーが落馬してしまう場面もありました。



スタッフが集まってきますが「何ともない」と自分の足で歩くジャッキー。本作で演じているルオとジャッキーが完全に重なります。



本作の日本公開にあたっては、2023年3月末をもって声優業を引退した石丸博也さんが「限定復活」して吹替を担当。劇場ではNGシーンも石丸さんによる吹替で楽しめるので、是非この機会に映画館で鑑賞してみてください。「ライド・オン」は絶賛公開中です。

なお、本作に出てくるような香港映画のスタントマンの仕事については、映画「カンフースタントマン 龍虎武師」で詳しく描かれています。



◆「ライド・オン」作品情報

監督・脚本:ラリー・ヤン

出演:ジャッキー・チェン、リウ・ハオツン、グオ・チーリン、ユー・ロングァン、アンディ・オン、ジョイ・ヨン、ユー・アイレイ、シー・シンユー、レイ・ロイ、ウー・ジン

配給:ツイン

原題:龍馬精神

英題:RIDE ON

中国公開:2023年4月7日公開

コピーライト:©2023 BEIJING ALIBABA PICTURES CULTURE CO., LTD.,BEIJING HAIRUN PICTURES CO.,LTD.

中国/2023年/126分

翻訳:小木曽三希子