ジューンベロシティの東京ジャンプS連覇なるか(撮影:下野雄規)

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 6月22日(土)は東京・京都・函館の3場開催。21日正午の馬場状態は、東京が芝・ダートともに稍重、京都が芝稍重・ダート不良、函館が芝・ダートともに良。22日の天気は東京が晴れ時々曇り、京都が曇りのち雨、函館が晴れのち曇りの予報となっている。

■東京ジャンプSでジューンベロシティが連覇を狙う
 東京8Rは障害3110mの東京ジャンプS(J・GIII)。ジューンベロシティは昨年のこのレースの覇者で、前走の中山グランドジャンプで2着。ここでは実績上位で、連覇が期待される。対するは3連勝中のブラックボイス、オールザワールドなど。

■天保山Sでロードアウォードがオープン初勝利を狙う
 京都11Rはダート1400mの天保山S(OP)。ロードアウォードは前走で崩れたが、脚抜きの良い馬場になりそうなここで巻き返しが濃厚。オープン初勝利なるか。対するは、前走の上がり3Fが34.4秒のアルファマム、安定して上位争いするエルゲルージ、休み明けも力上位のテーオーステルスなど。

■青函Sにビッグシーザーが登場
 函館11Rは芝1200mの青函S(OP)。ビッグシーザーはオーシャンS2着で、前走の函館スプリントSでも3着とここでは実績上位。洋芝も合っていて、59キロの斤量をこなせばチャンス十分。対するは昨夏に洋芝の札幌で2連勝したレイベリング、昇級初戦も前走で条件適性の高さと成長を見せたマメコなど。

■江の島Sに素質馬アルセナールが登場
 東京11Rは芝1800mの江の島S(3勝)。アルセナールは昨年のマイルCSを勝ったナミュールの半妹で、2戦目のクイーンCで2着した素質馬。ここは距離延長がカギになりそうだが、能力的に突破の可能性は十分。対するは前走のむらさき賞でジェイパームスと僅差2着のドクタードリトル、大崩れしないコントラポストなど。

■ストークSで3歳馬エンヤラヴフェイスがオープン入りを狙う
 京都10Rは芝1400mのストークS(3勝)。エンヤラヴフェイスは重賞路線で強いメンバーと戦ってきた。デイリー杯2歳Sで2着の実績があり、古馬との初対決も勝ち負けに持ち込めそうだ。ビヨンドザヴァレーは前走が不発も、2勝している京都コースで巻き返しが期待される。

■東京6Rの新馬戦でダノンマッキンリーの半妹デアマトローナなどがデビュー
 東京6Rは芝1400mの新馬戦。半兄に今年のファルコンSを勝ったダノンマッキンリーがいる、デアマトローナがC.ルメール騎手でデビューする。

■東京5Rの新馬戦でメイケイエールの全弟ソロモンなどがデビュー
 東京5Rは芝1800mの新馬戦。重賞6勝を挙げたメイケイエールの全弟ソロモンがD.レーン騎手でデビューする。

■京都5Rの新馬戦でケイアイノーテックの半弟ケイアイブイスリー、2億2000万円のヤングソルジャーなどがデビュー
 京都5Rは芝1400mの新馬戦。18年NHKマイルCを勝ったケイアイノーテックの半弟ケイアイブイスリーが坂井瑠星騎手でデビューする。また、同レースには重賞2勝のソルヴェイグの仔で、セレクトセールにて2億2000万円(税抜)の値が付いたヤングソルジャーが横山典弘騎手でデビューする。

■永野猛蔵騎手らが節目の勝利までわずか
 高田潤騎手はJRA通算200勝まであと2勝で、本日は東京で1鞍に騎乗する。永野猛蔵騎手はJRA通算100勝まであと2勝で、本日は函館で7鞍に騎乗する。永島まなみ騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、本日は京都で8鞍に騎乗する。嶋田純次騎手はJRA通算100勝まであと2勝で、東京で1鞍に騎乗する。

■団野大成騎手がバースデー
 22日は団野大成騎手の24歳のバースデー。当日は京都で9鞍に騎乗する。

■奥平雅士調教師のバースデー
 22日は奥平雅士調教師の52歳のバースデー。管理馬は東京で2頭、京都で1頭がスタンバイしている。