Ado×「くら寿司」の異色コラボはなぜ実現？ 「両想い」になるまでの背景を「くら寿司」広報に直撃＜取材レポ＞
■きっかけはAdoの「くら寿司」愛
今回のコラボのきっかけは、Adoが「くら寿司」ファンを公言していたことがきっかけだったという。
Adoは自身のXで「くら寿司とIKEAに住みたいです」「おなかいっぱいだけどあと1枚でビッくらポンできるからって理由でお寿司頼んでしまうくら寿司信者」とポストしたり、ラジオ番組「Adoのオールナイトニッポン」（ニッポン放送）で「くら寿司」が大好きだと熱弁したりと、かねてより「くら寿司」に並々ならない思いを抱いていることを明かしていた。
そんなAdoの思いに「くら寿司」が感銘を受け、両者は「両想い」関係に。3月には、Adoとともに「くら寿司」のオリジナルテーマソングを作成することが発表。歌詞や楽曲は一般公募され、約1ヵ月間で400件もの応募があったという。その中から選ばれた楽曲をAdoが歌唱した「きっとコースター」は、「くるくるり くらくらり」という口ずさみやすい歌詞とAdoの歌声が、「くら寿司」が掲げる「記憶に残るワクワク感」にマッチする一曲で、Adoは楽曲について「お寿司と一緒に、お茶と一緒に、たしなんでいただきたい楽曲です」とコメントしている。
曲中に「くら寿司」や「魚」、「ビッくらポン！」といった単語が出ないにも関わらず、「これくら寿司のことだな！」と納得させるバランス感覚のすばらしさ、ぜひ聞いて確かめてほしい。
そして今回、楽曲の公開と合わせて待望のコラボ企画が開催。Adoのファンからは「Adoちゃんの夢が叶って嬉しすぎる」「片思いから両想いになるAdo様流石すぎ」「絶対食べに行く！」などと祝福する声が飛び交い、Ado自身も「私はくら寿司の大ファンでずっと通い詰めているので、今回のコラボレーションが実現してとても嬉しく思います」と喜びを語っている。
そんなAdoと「くら寿司」コラボを一足先に体験。コラボメニューや「ビッくらポン！」の景品をチェックしてきた。
■漆黒のコラボメニューは想像以上の美味しさ
同楽曲の公開に合わせた念願のコラボが、6月21日（金）からスタート。本コラボ企画では、Adoをイメージした、「くら寿司」としては珍しい漆黒のコラボメニュー2種類が登場する。
「Ado ロールケーキ」は、竹炭を使った漆黒のケーキ生地と、チョコレート、ブラックキャラメルソースの色合いでAdoの世界観を表現したデザート。中には北海道産生乳を使用したホイップクリームがたっぷり入っており、その上には濃厚な紫芋クリーム＆バニラアイスをトッピングした。ゴシック感あふれる見た目に反して、奥深い味わいと甘さがクセになる一品で、まさにAdoの魅力を表現するにふさわしい一品となっている。
一方の「Ado ダークメロンソーダ」は、暗い青色のメロンシロップと、水色のミルクソーダ味のアイスを使用した、ダークなメロンソーダ。一口すすると本格的なメロン風味が口いっぱいに広がり、「見た目とのギャップすご！」と驚きを感じるほど。ストローは今回のコラボのために黒色のものを用意し、細部までAdoを表現しているのもポイントだ。いずれも想像以上の美味しさで、コラボ期間が終了しても味わいたくなる魅力があった。
そして、Adoの美麗グッズがもらえる企画も実施。6月21日（金）からの第1弾では、2500円（税込）の会計ごとに「クリアポスター」がもらえるのだが、注目は「くら寿司」の制服を着用したAdoのイラストだ。スタッフ制服である「くら寿司」Tシャツを着用してたAdoが寿司を片手に店内に立っており、よく見るとほほにはうっすら汗が。「くら寿司」で働くAdoを感じられる1枚なだけに、「くら寿司」ファンのAdoはきっと大喜びしているはず。
それから、「くら寿司」ファンとしては見逃せない、Adoのグッズがゲットできる「ビッくらポン！」や、店内ラジオ番組、一部店舗限定の店内装飾も実施。Adoの魅力をたっぷり感じられるコラボ企画となっている。
引用：「Ado」X（@ado1024imokenp）
【「くら寿司」×「Ado」概要】
日程：6月21日（金）〜
場所：全国の「くら寿司」 ※一部店舗を除く
