目黒蓮主演『海のはじまり』主題歌をback numberが書き下ろし 9年ぶりの月9主題歌【コメント全文】
![9年ぶりの月9主題歌に新曲を書き下ろしたback number](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/6/8/687c1_760_2332486_20240619_164819_size640wh_15103591-m.jpg)
今作は、主人公・月岡夏(目黒)が、大学生だった時に付き合っていた交際相手であり、別れて以来、7年もの間会うことがなかった南雲水季(古川琴音)の死をきっかけに、自分と血のつながった娘・海(泉谷星奈)の存在を知ったことで人生が変化していく物語。
『silent』(2022年/フジテレビ)の脚本・生方美久氏、演出・風間太樹氏、村瀬健プロデューサーが再び結集。人と人との間に生まれる愛と、そして家族の物語を丁寧に描く、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品を送る。
今作ではback numberが、さまざまな“親と子”の姿を通して描き出す“家族”の物語に寄り添う感動的な新曲「新しい恋人達に」を書き下ろした。この曲は作詞作曲を務める清水依与吏が、第1話から第9話までの脚本を読み込み、ドラマの村瀬プロデューサーと何度も話し合いを行い、ドラマのテーマや世界観を共有した上で、このドラマのためだけに書き下ろした楽曲となっている。
back numberだからこそ紡ぎだすことができるすっと心に響き渡る前奏に、まるで聞く人によって違う問いかけにも聞こえる清水の歌詞と歌声による歌い出し。誰もが人生のどこかで感じるであろう葛藤や悩みに、そっと寄り添っていくかのように流れていくこの曲は、作品の中で生きる登場人物へ思いを重ねられるだけでなく、曲に触れる全ての人たちにとっても大切な“誰か”の物語に思いを巡らせたくなる一曲となっている。幾重にも重なる絆を紡ぎ描いていく本作のテーマである“家族の物語”にふさわしい、優しさと切なさを包みこんだメロディーは、まさにback numberにしか奏でることができない作品となっている。
■清水依与吏コメント
遠い昔に失くしてしまった無邪気さに出会った時、自分では到底思いつきもしないであろうものを作る新しい世代を目の当たりにした時、そして命の誕生を目にした時、ふと“もうバトンを渡さないといけないんだろうな”と感じます。とはいえこれがなかなか簡単にいかない。自分の人生をあきらめられない。でも心から大切にしたい、とも思う。いつも“誰にも言うべきじゃない”と閉じ込めている本当の言葉たちを『海のはじまり』に登場する一人ひとりに引き出され、恥ずかしいくらい混じり気のない“自分”という名の一色で書ききった結果「新しい恋人達に」という楽曲になりました。子供、母、父、その名前や理想に対する苦しみや悲しみが、少しでも和らぎ、どうか大切にされますように。