時速120kmでスポーツカーを運転中事故を起こし、小学生を死亡させた罪などに問われている医師の男に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

被告の医師(37)はおととし6月、福山駅近くの交差点でスポーツカーを時速120kmで運転中、軽自動車に衝突する事故を起こし、軽自動車に乗っていた小学生(当時9歳)を死亡させた罪などに問われています。

広島地裁福山支部は「指定最高速度の2倍以上の速度で自動車を走行させた過失の程度は大きい」などと指摘した一方、「右折する対向車が車両を十分に確認しなかったなど対向車側の事情も影響を及ぼしている」などとして禁錮3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。