TOBEが2日、「応援してくださる皆様へ」とのタイトルで公式サイトを更新。現在SNSにおける誹謗中傷の投稿や、詐欺行為、チケットの不正売買などを複数確認していることを報告。それらを踏まえてファンに向けてのガイドラインを策定したことを発表した。

 サイトには「日頃より、弊社所属アーティスト、並びにTOBEを応援いただきまして、誠にありがとうございます。応援してくださる皆様へのお願いとして、ガイドラインを策定いたしました。アーティストやルールを守って応援してくださる皆様の為にも、注意事項をお守りいただきますようお願いいたします。今後とも温かいご声援をよろしくお願い申し上げます」との文章が掲載され、策定されたガイドラインも公開された。

 ガイドラインは以下の7項目にわたって策定された。

誹謗中傷・迷惑行為について

・所属アーティストやマネージャー、関係者を騙った詐欺について

・偽のイベントについて

・所属アーティストの違法グッズに関して

・チケット不正売買について

・ご鑑賞マナーについて

SNSガイドラインについて

 誹謗中傷・迷惑行為については「SNS等において、所属アーティストを誹謗中傷する投稿を複数確認しております」とし、名誉棄損や業務妨害に当たると指摘。「万が一、そのような内容の投稿を発見した場合、法的措置を検討させていただきます」とした。

 また、アーティストや関係者の名前を名乗るメールが届いたとの報告があったとし、「所属アーティスト本人が直接メールを送付したり、SNSを通じて直接メッセージを送付することは一切ございませんので、くれぐれもご注意ください」と警鐘を鳴らした。

 さらに違法グッズの制作、販売も確認されたとし、著作権などの権利侵害に当たると指摘。「悪質と判断した場合は法的な措置を執ることも検討いたします」とした。

 その他、チケットの転売禁止や鑑賞マナー、SNSガイドラインについても改めて周知を図った。