ここまで変わるか!

改良される新宿駅の完成イメージが明らかに

 小田急電鉄は2024年5月14日、中期経営計画(2024〜2026年度)を策定したと発表。その中で、新宿駅西口再開発に伴い、一新される予定の新宿駅地上ホームの完成予想イメージを公開しました。


小田急の車両(画像:写真AC)。

 小田急線の新宿駅は、1日の平均乗降人員が41万970人(2022年度)におよび、同社最大のターミナル駅となっています。
 
 新宿駅西口では、小田急百貨店などの跡地に、オフィスや商業施設、ビジネス創発拠点などが入る超高層ビルが建設される予定。小田急電鉄東京メトロ、東急不動産が事業者となる「A区」と、小田急電鉄が単独で推進する「B区」にそれぞれ再開発ビルが建ち、いずれも2029年度に完成する計画です。
 
 小田急線の新宿駅は、主にB区内に位置し、ここには地上8階地下2階・延べ約2万8000平方メートルの商業施設と駅施設が整備されます。今回公開された地上ホームの完成予想イメージを見ると、天井の低い空間が多い新宿駅が、もはや「別の駅」と見紛うほど開放的に生まれ変わっています。
 
 小田急電鉄によると、駅施設の完成イメージを公開するのは今回が始めてとのこと。2024年3月時点の完成イメージのため、今後変更になる可能性もあるとしています。